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内容説明
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全国の銀行のなかで、地方銀行の預貯金シェアは全体の約3割に及びます。しかし、人口減少やマイナス金利、AI化の流れを受けて、地銀にも再編の波が押し寄せています。本書は、全国の地方銀行すべてを訪問した金融アナリストの著者が、105行あるすべての地銀の特徴や取組み、トピックを網羅することで、地方銀行全体の現状と未来像を浮かび上がらせた力作です。地銀の3大ビジネスモデル、再編の動き、今後の予測など最新情報がわかります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
84
銀行業界には地方とか都道府県など物理的境界線がなくなりつつある。この本を読むと後に残るのは都市銀行か地方銀行かではなく、メガ銀行か中小銀行かという感じで。公正取引委員会が独占禁止法にこだわり過ぎているような気がした。「地域と寄り添う」が地銀のキャッチフレーズだけど、法人融資をしないのであればその十八番は信金・信組に奪われる。地方銀行なのに地方ではなく、東京とWeb上で血みどろの戦いが果てしなく続くのであろう。これからの地銀は富裕層の奪い合いと既存行員のリストラという意味で真っ赤っか。2019/02/01
KAZOO
82
地方銀行を中心としてマイナス金利の影響で経営がかなり厳しくなってきています。そのような中で地方銀行、第二地方銀行がどのような努力や新しいことをしようとしているのかを、2~3ページで図や表を使いわかりやすく説明されています。規模によってかなりやることは異なると思われますがこのように各県ごとに一覧で説明してくれると非常に参考になりました。2019/02/10
miyatatsu
9
地方銀行が現状どうなっているのかという概論だけではなく、全国全ての地方銀行の特徴の強みを詳しく一行ずつ紹介しており、とても参考になりました。本書が就活の一助になればと思います。2018/10/02
ハパナ
6
地銀、第二地銀について、各行現状の取り組みとこれからの展望をまとめた表題通りの本です。地方の金融機関という意味で考えた場合、信金の存在はどの様な立ち位置になるのだろうか。スルガ銀行が一つの成功モデルとして書かれていますが、世の中どう転ぶかわからないものですね。2018/12/02
きゅうり
4
地銀はメガバンク化と地域貢献寄りのものと二極化。企業への融資から個人へシフト。全国の地銀の説明の中でOKBの車で移動する店舗が異彩を放っていた。2020/10/04