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内容説明
世界の優秀起業家が殺到するシンギュラリティ大学。AI時代の必須教養と最先端のマインドセットをこの1冊でつかむ! テクノロジーが生活も仕事も刷新していく世界で、戦い方をどう変えるべきか。デジタル・ディスラプション時代の「突き抜ける力」=エクスポネンシャルな思考を身につけるための11の行動指針。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
izw
4
テクノロジーの変化が指数関数的(エクスポネンシャル)に進化している、それに伴って世の中全体がエクスポネンシャルに変化することを基点として、事業創造・働き方・生き方を考える思考方法。人間は、変化を線形にしか考えられないので、指数関数的に変化しているときに、今後急速に立ち上がる変化が感覚的に分からないので予測を間違える、というのが根本であろう。テクノロジーのメガトレンドをとらえる「エクスポネンシャル・テクノロジー俯瞰力」を養うことが重要。シンギュラリティ大学では、この思考方法で熱い議論がされているという。2018/08/20
bandil
3
世界がデジタルに傾き、各企業及び個々人がその波に乗れるか乗れないかの分岐点に立つ第三次産業革命真っ最中の現代。この背景において「指数関数的テクノロジー俯瞰力」が必須だと筆者は言う。各技術は専門家に任していいから、我々は「変容していく世界の全体を掴もう」という流れだ。「LIFE SHIFT」でも述べられていたことだが、未来は個の時代になることは避けられそうにない。であれば、個を磨くのが第一。しかし、世も見なくては潮流に取り残される。「敵を知り、己を知れば」だ。んん?未来に関する話が紀元前の兵法に還元?!2019/10/13
クリアウォーター
1
★★★★☆本書は、グーグルやmetaといった世界を席巻するドミナント企業、ゲームチェンジを仕掛けるイーロン・マスクやソフトバンクの孫正義氏など世界のトップリーダーたちが見据える考え方の根底にあり、事業戦略そのものだと言える「エクスポネンシャル思考」について紹介している。現代ではテクノロジーはエクスポネンシャルに進化しているため、このエクスポネンシャル・テクノロジーを俯瞰する力、教養としてのテクノロジーを理解する力がこれからの世界を生きるうえで必要だと著者は述べる。現代で必須の一般教養について書かれている。2024/01/17
好奇心の横断歩道を渡る!
1
科学技術の発達とそれに伴う社会の変化。カーツワイル的。「全ての人に最低限の収入を(ベーシックインカム)ではなく、すべての人に最新のテクノロジーを」が一番刺さる。2018/07/15
見手ミー太
1
シンギュラリティが来た時、何が起きて何をすべきなのか? テクノロジー発展の恩恵を享受するには、スペシャリストとして極めることが必須だと思いがち。 一方本著で論じられているのは、"テクノロジー俯瞰力"とそれを基礎とするエクスポネンシャル思考について。 イノベーションを起こす人間が、必ず"生み出す側"の人間でなければならない理由はない。 むしろジェネラリストだからこそできる、横断的な繋げる力について言及をされています。 近未来のリーダー論とも考えられる一冊でした。2018/06/03