ヴィクトリー ノベルス 激闘太平洋1942（II）錯綜する世界

著者名：中岡潤一郎【著】

電波社（2018/05発売）

• ISBN：9784864900850

内容説明

マリアナ沖で亜一号作戦が発動！三式陸攻が米最新鋭空母を撃つ！！1943(昭和18)年、最後の元老と呼ばれる原敬は、イラクのホテルの一室でイギリス首相チャーチルと極秘会談を行う。アメリカ、ソ連と欧州の戦争をどのように進め、ドイツをいかに降伏に追い込むかの話し合いであったが、原の第一声は、ソ連が対日参戦をどう考えているかをチャーチルに問うものだった。ソ連はドイツとの戦争が終わり次第、日本に宣戦布告するという。太平洋戦線を長期戦に持ち込んだ日本としては、ソ連の宣戦布告をなんとしても阻止する必要がある……。日米英ソ、四か国の思惑が渦巻く太平洋戦線で、日本の存亡を懸けた原敬の最後の戦略が始動する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[YS-56]

元老や偉大なり。その短剣と外套を操る長い腕は、一体何処まで伸びているのでしょうね。

2017/01/29