内容説明
大人気「フランス女性は○○本」の最終回答。
「小説のようでも哲学書のようでもあり、
ドキドキしながら読み進むだけで半分フランス女になれる本!」
と美容ジャーナリストの齋藤薫さんが絶賛する。
「フランス女性は太らない」
「生涯恋愛体質らしい」
「自立している」
「美しく歳を重ねられる」・・・
囁かれているフランス女神話が、みんな正しいわけではない。
実は結構ラクじゃない彼女たちは、あえて涼しい顔をしながら、
年齢とも社会とも自分とも闘い続けている。
長年パリに暮らした著者が、神話の裏のお台所事情を、
ジャンヌ・モロー、イネスなどアイコン達の言動や
フランス女性の生の声を挙げて具体的に検証。
「では日本女性とは何なのか」が解き明かされていく仕掛けもある。
そしてフランス女たちの美意識を支える心のありように、
生きてきた軌跡が開花する魅力に、共感と元気がわいてくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
5
あくまで「筆者(アラカン)」にモテるフランス女の実例?を出して、だから長年スイス住まいのフランス風生活に慣れきってる筆者が「フランス女が日本女にモテる理由」を最後に出している。という風態。なんというか、その実例と思しき女性たちが…著者と同じ世代の日本女性といった清潔感溢れた女性ばかりなんですよね。決めつけるのは私も嫌なのでやりたくないのですが、「真面目に」日本の50代女性にモテるフランス人女性を集めたなあ、という印象。うん、清潔。 フランス人女性、決めつけられて嬉しいのかー?2018/08/10
スリカータ
5
一流の男性が、とても歳の離れた年配女性と結婚する話は日本ではあり得ない。この本は小説を読んでいるみたいだった。フランス人はチップの金額が少なく、とことんケチ。安物買いの銭失いをせず、洋服はとことん見極めて少ない数を持つ。子供は四人が普通だそうです。日本女性は、「可愛さ」と「若さ」の呪縛から解かれないとね。2018/06/11
バーベナ
1
乱暴すぎないかしら「フランス女」って。でも、その前に神話とつけているので、許される? 女で居続けるのも、女を降りるのも、どちらにしても覚悟が、根性がいる。現在、著者はスイス在住ということで、スイスとフランスそれぞれ意識の違いも書いてあって、そこに意外と面白い発見があった。せっかくならタイトル通り、自由奔放もてもてな神話のような女性がバンバンでてきてほしいところでした。2024/11/25
蒼
1
1997年に出版された同著者の「フランス女」の20年ぶりの続編。フランス人女性はなぜだか日本人女性の憧れで一種の「神話」化しているけど、実際のところは?という切り口のエッセイ。「神話」は日本人だけが勝手に作り上げたというわけでもなく、意外にもそれに縛られたりもしているフランス人女性は、当然ながらそれほど日本人女性と違っているわけではなく、むしろ思っているよりずっと真面目という印象。それにしても「50才からがいよいよモテるらしい」って副題、ひどいですね。読者層をミスリードしていると思います。2019/06/30
にきゅ
1
私は女である前に人間という意識かも。女であること、そこまで重要じゃない、なんてそれこそ変人だよね。。。2019/01/01
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