内容説明
岩合光昭さんのねこ写真の原点、ロングセラー『ネコを撮る』をオールカラーに。モデルねこの探し方、機嫌の取り方、決定的瞬間のシャッターチャンス……。岩合さんのねこ写真の秘密に迫る。傑作をオールカラーで楽しめる待望の新版で、新作も一部所収する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
156
岩合光昭は、新作中心に観ている写真家です。多くのネコの写真が楽しめ、ネコの撮影の基本が学べる本です。そうは言っても、実際の写真を撮るのは難しいと思いますが・・・イタリアで野良猫が自由猫と呼ばれているのは、好いにゃあ(=^・・^=)大山猫とは言え、パンダの頁は余計な気がします。2018/06/23
榊原 香織
73
目指せ岩合、とかよくつぶやいてる自分ですが、とてもかなわなーい。 なんてきめ細やかに考えて撮ってるんでしょう。 しかも猫との素晴らしい距離感。 ノラ(イタリアでは自由猫と言うらし)にすぐ信頼されるって特殊技能 あー、憧れのネコ溜まり2022/06/25
馨
51
親書でも岩合さん!親書の方がボリュームがあるような気がしました。岩合さんは警戒心の強い野良猫の警戒心をとく上に普段そんなポージングしないのではと思われるぐらい可愛い猫の一面を撮影するので本当に凄いです。日本の猫は良いなぁ。私も野良と仲良くなれるようになりたいです。2019/03/03
宇宙猫
23
★★★ ネコの撮り方じゃなくて”ネコを撮る岩合さん”の本だった。相変わらず可愛いにゃんの写真がいっぱい。2020/08/24
りー
14
NHKの“世界猫歩き”で岩合さんが猫に語りかける「いい子だねぇ。」というあの声にニャーンと返事をしたくなったことがあるのは私だけでは無いはず。心構えから構図、背景の処理、光線の捉え方、撮影チャンスが多い時間帯など、どんなことに気をつけて撮っていらっしゃるか、書かれています。猫も人間も、時間と距離感て大事よね、と思いました。いきなりカメラを向けたら猫でなくともシャー!(#`皿´)となるのは当たり前。挨拶をし、褒めながら少しずつお近づきになる。“猫格”が画から伝わるのはそれを尊重しているからなんだニャー。2019/05/26