内容説明
“本を目方で買う男”が吟味厳選した音楽書籍74冊。
「音楽を語る」という不可能に挑んだ名著・労作・奇書・珍編を、カタヤマが読む! 唸る! 斬る!
日本中の音楽ファンを驚愕させた『音盤考現学』『音盤博物誌』に続く第3弾は、濫読無双のブックガイド!
サントリー学芸賞&吉田秀和賞ダブル受賞の著者、待望の新作。
『レコード芸術』誌に10年間にわたり連載された「片山杜秀のこの本を読め!」のうち、1998年から2003年までの6年間に書かれた計72本の書評に、同時期に書かれた2本のエッセイを加え、単行本化。
音楽書ってこんなに面白かったのか! 好奇心と歓びにあふれた無類のブックガイド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニールキャサディ
2
雑誌レコード芸術の連載書評を纏めたもの。相変わらずの博識ぶり。本業の政治学の分野ではないところで、これだけの仕事をしているだから、ただ敬服するのみ。本書で紹介されていた「第三帝国と音楽家たち」、かなりスキャンダラスで面白そうだったので、要確認。2014/04/02
kanako
2
音楽関連の本の書評集。音楽を語るためのアプローチは色々あると分かる。 2011/01/18
quabex
1
「何か面白い音楽書を知ることができれば」くらいの気持ちで読み始めたけれど、手強そうな本が選ばれることが多いので、次第に、取り上げた本を著者がどのようにさばくかを楽しむ体勢になってきた。「本が面白いのか、書評が面白いのか!?」と帯に書かれているが、ぼくにとって本書は面白い書評の本だった。2012/12/26
ドミニク
0
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