内容説明
教師とは子供の成長を幸せに感じ
そのことで自らも成長できる
専門家のことである――
いまもっとも教師に信頼されている秋田喜代美が
最新の学問的成果を、
授業の実践方法として提示する。
何かと教育が批判される困難の中で、
教師と生徒が信頼関係を築くには
どのような視点と活動が必要なのか。
教育心理学者の第一人者がおくる、
複雑な関係性の中で日々困難と向き合っている教師のための1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kーazuki
9
秋田喜代美先生の書かれている本や雑誌のコメントなど大変読みやすく、ためになります。この本は、教育現場で悩んだり困ったときに付箋を付けたページやマーカーした内容を繰り返し読んでいます。学校教育は、どこに向かって進むべきかを示唆してくれます。学校の先生達の研修で使いたい本です。2022/10/30
生ハム
7
「教師の専門性」を丁寧に実践とつなげてくれる良書。教師は、教育学の専門家ではなくて、「教師」という専門家。 専門家たりえるのは、教師が授業という複雑な実践をしている、実践家だからこそ。 知識が多いとか、テクニックがあるとか、まぁそーいうことももちろん大切だけれど、 いちばん「専門家」たらしめているのは、数多くの実践を経ての、非言語的な感覚、経験則。 なぜそれらが大切かというと、授業という流れゆく時間の中で、 絶えず教師は、素早く決断し選択をしなければならない職業だから。2013/08/22
松村 英治
1
核となる概念や心理学の知見は、生かせる場が実践にはたくさんあると改めて気付かされた。時々読み返しておかないと…。2020/12/19
Arick
1
「学びの心理学」というタイトルから受ける印象とは良い意味で裏切られた。 内容は、これからの教育を考えていくときに必要な考え方が、データとともに語られている。 アクティブラーニングが強調される昨今、特に「第五章 協働で学び合う関係づくり」の章は参考になるだろう。2015/11/29
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