角川つばさ文庫 世界一周とんでもグルメ はらぺこ少女、師匠に出会う

著者名：廣嶋玲子【作】/モタ【絵】

KADOKAWA（2018/05発売）

• ISBN：9784046318046

内容説明

くいしんぼガールのクミンは、どんなにおいしい食材も、この世のものとは思えない激マズ料理に変えてしまう（ある意味）天才。ある日、クミン以外の家族全員が、死の病にかかっちゃった！　治すには、ある特別なキノコを食べさせないといけないんだけど…できあがったのは、恐ろしいにおいを放つ黒コゲの物体。「死んでも、これは食べたくない！　いや、食べたらぜったい死ぬ！」と、どんどん具合が悪くなっていく家族。とほうに暮れるクミンの前に現れたのは、お鍋を頭にかぶった不思議な少年・ジャンで…？【小学中級から　★★】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雨巫女。@新潮部]

《私-図書館》クミンちゃん並みの、料理苦手でした。少しずつ進化したから、クミンちゃんも上手になれるよ！きっと？

2021/04/06

[kyonkyon]

子どもたちに人気の廣嶋さんの作品。妖怪もののイメージが強いけれど、これは料理修行の物語...と思ったら大間違い。修行には違いありませんが、出てくる食材はあり得ないものばかりですから。それも子どもたちには受けそうですけどね。

2020/03/21

[青いトリ]

料理が苦手女の子の話。がっつりファンタジー。サソリのとこの話は面白かったなー！

2018/10/07

[秋野ハル]

①どっちかっていうと飯を食うまでのドラマがメイン。へんてこなネーミングセンスと言い、大雑把な料理過程と言い、『美味しそう』よりも『楽しそう』を重視した作風はなるほど児童文学っぽい。可愛い挿絵も相まって、この軽快な読み味は結構好き。 ②ジャンもクミンもところどころで子供っぽく、ところどころで逞しい。未熟な感じをちゃんと描きつつも、そこにイラつかせないように良いところを差し込んでくバランス感覚はいいんじゃないでしょうか ③わりと気に入ったし続きがあれば読みたいんだけど……え、予定は未定なんですか！？

2021/07/18

[安部農丸]

サラマンダーは食わないのか…（※児童書籍です）

2018/08/23