内容説明
「これはものすごい魔力の量ですよ!」
戦士として冒険者になったものの、パーティの雑用係として蔑まれてきたラース。
耐えかねて転職しようとした彼には、実は魔法の才能があったことが判明する。
しかも魔導師史上最高レベルのプラチナ適性!
こうして魔導師として第二の人生を歩み出したラースは、ドラゴンを一撃で葬り、かつての冒険者仲間を見返すなど、規格外の才能で次々とトラブルを解決していく――。
「あなた本当にとんでもないわね!」
溢れる才能で未来をつかめ! 異世界魔術ファンタジー! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
5
戦士として芽が出ず、軽蔑され続けてきた少年に史上最高の魔術師適性があると判明し、始まる物語。―――世界は変わる時、真の力が目を覚ます。今までの最低な仲間達を見返し、全く世界の違う魔術師の世界で本当の仲間達と共にお仕事へ。後味すっきり、ストレスもほぼなく爽やかに読めるこの物語。王道的な面白さは既に完成している為、今後この物語独自の面白さが見えてきた時、更に化ける予感を感じる物語である。悪魔だって一刀両断。そんな少年は頼れる仲間達と共に、これからどんな伝説を刻んでいくのか。 次巻も須らく期待である。2018/05/16
こも 零細企業営業
4
3年もよく耐えたよな… 生き残ってたと言った方が良いかな?2018/11/18
しまふくろう
4
表紙絵が好みで購入。挿絵も可愛くて大変結構だった。 内容は魔導師としての才能だけでなく戦士として不調だった原因も説明されていたりして判り易く面白かった。 シェイルとツバキが後半からの参戦なためやや印象薄いのが残念。 あと挿絵で酔っぱらって下着姿を見せるテスラと、危機一髪のシーンでもスカート捲れはガードするシェイルの差が面白かった。2018/07/22
ちくし
3
冒険者パーティー追い出され物。 実は最高ランクの魔導師だったのでした 読み心地満点の作品です2022/06/17
くま吉
3
★★☆☆☆ 戦士として活動していた芽が出ない主人公は実は魔法に適性があった!?そこからの逆転劇。 チートに目覚め周りに受け入れられていく物語だか、結局チートだから受け入れられているのだから今のパーティーも前のパーティーも悪質さは変わらない。それに気がつくことなく受け入れられたと感動している主人公の何と浅はかなことか。 結果弱さからくる主人公の涙を見せられる羽目に。 主人公の精神面の弱さを克服する物語になって欲しかった。2019/06/21