角川新書<br> 不機嫌は罪である

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紙書籍版価格 ¥924
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角川新書
不機嫌は罪である

  • 著者名:齋藤孝【著者】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • KADOKAWA(2018/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040821955

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内容説明

慢性的な不機嫌は自らを蝕むだけでなく、職場全体の生産性を下げ、トラブルやハラスメントの火種になる。SNS時代の新たな不機嫌の形にも言及しながら、自身と周囲を上機嫌にし現代を円滑に生きるワザを伝授する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

107
今の世の中、不機嫌と不寛容に溢れてる。しかし不機嫌は罪であり、上機嫌でいる事がマナーであるらしい。しかも自分では普通でいるつもりでも、他人からは不機嫌に見えるとか。他人の感じ方まで斟酌しないといけないのか。でも他人と関わって生きている限り不機嫌になる理由はいくらでも転がってるし、いつも上機嫌でいるなんて、お子ちゃまな私にはなかなか実現が難しい。いつも心穏やかでいるためには、スマホは見ない方がいいというのは、確かにその通りかも。そう言う煩わしい事が一切ない極楽浄土みたいな場所へ行きたいよ、ほんとに😅2018/12/18

ででんでん

99
本能的に?上機嫌って大事なことだと常々思っていたが、その勘を裏づけてくれるような、納得できる内容の本だった。子育て中、親が常に一定の上機嫌でいることは、とても大切なのではないかとずっと思っていた。仕事についてもしかり。本書はそのあたりのことをわかりやすい言葉で理論的に、私に再認識させてくれた。「断言力」「想像力」「自分を笑い飛ばす力」を駆使して、辛いことも「ふっきり」、一定の機嫌を保つ。フィクションに没頭することも「切り変え」につながり、機嫌を保つのに役立つらしい?周囲の人にも上機嫌を伝染させよう❗2018/10/24

たまきら

45
不機嫌は伝染する。そして周囲を暗くする。誰もが経験したことがあると思います。自分自身が怒りっぽく付き合いにくい若者だったんですけどね。でも、社会人になってイライラしては部下にあたる上司と、叱るときでもユーモアを忘れない上司に出会ったとき、こういう人になりたいなあ、と思えたのは後者でした。赤ちゃんでもあるまいし、自分の感情ぐらい自分でコントロールしようーそういう提案、好みです。「上機嫌マスター」、良い言葉だ!2024/02/01

シャコタンブルー

44
テレビのワイドショーでは他人を辛辣なコメンテーターが極評し、それをまねて視聴者も不機嫌になる。ネットでは不確実な情報を元にみんながコメンテーターとして断罪するリンチ状態。不機嫌に裏打ちされた正義感で事を為してるので、厄介になっていると斉藤さんは述べています。断片的な事実を鵜呑みにして、裁判官になったかのように断罪する。これが慢性化している現在では不機嫌は罪であり、ある意味犯罪ともいえるかも!? 「自分に正義があると思うことが自体が危険」と警告し、不機嫌にならないメソッドも書かれているので、自戒としたい。2018/11/18

みえ

43
思ったよりいい本だった。なるほどと思うところはメモしておいた。2018/09/03

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