竹書房怪談文庫<br> 怪談四十九夜 出棺

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竹書房怪談文庫
怪談四十九夜 出棺

  • 著者名:黒木あるじ【監修】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 竹書房(2018/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801914551

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内容説明

黒木あるじ、川奈まり子、百目鬼野干、冨士玉女、神薫、鈴木呂亜、城谷歩、宇津呂鹿太郎、つくね乱蔵、我妻俊樹。速読める、超リアルな実話怪談49話!またも実話怪談の手練れたちが黒木あるじの元に集結し、各々が様々な恐怖を披露する。我妻俊樹、つくね乱蔵、宇津呂鹿太郎、神薫、冨士玉女、百目鬼野干に加え、確かな実力で頭角を硯した川奈まり子、プロの怪談師として活躍する城谷歩、都市伝説系怪談の語り部・鈴木呂亜が新たに参加。禍々しい四十九の夜はなかなか明けない。

著者について

黒木あるじ(くろき・あるじ)「怪談実話震」で単著デビュー。ほか「怪談実話」「無惨百物語」等シリーズ、「怪談売買録 拝み猫』「怪の職安」『怪の放課後」など多数。共著では「FKB饗宴」「怪談五色」「ふたり怪談」「瞬殺怪談」シリーズなど。『笑う死体の話』(ムラシタショウイチ)や「都怪ノ奇録」(鈴木呂亜)などのプロデュースも行う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

237
手練れの実話怪談作家10人による49作の掌編集は今回も充実の内容で、それぞれの方の個性が味わえて大満足でしたね。でもジンクスというか編著者の立場になると遠慮するのかわざと出しゃばらないのか不明ですが今回も黒木あるじさん作の出来にあれっ?と首を傾げましたので本当に久々に近々単著を読みたいと思いますね。うーん、今回も迷いながら2作を選びましたよ。『赤い船』我妻俊樹:今は主婦の登志子さんの実家は海沿いの町にあって、同じ通りの家に住む幼馴染のキヨジという男の子が九歳の時に磯遊びをしていて高波に飲まれて亡くなった。2021/05/13

HANA

61
実話怪談集。十人の作家によるアンソロジーなのだが、それぞれの特色が良く出たいい一冊だと思った。一番目立つのは鈴木呂阿亜。先に単著で出した時とは違い怪談に絡めてはいるものの、シンクロニシティや都市伝説を主体とした話は健在。我妻俊樹とつくね乱蔵の両氏は確実に嫌な雰囲気を醸し出してくるし。黒木あるじは各話はともかくオチが独創的だし。ただ途中は平均的な怪談が多くなったようにも感じたけど。この手のアンソロジーは基本玉石混交であることが多いのだが、本書は中弛みはあるものの平均以上に楽しめる作品が集まっていたと思える。2018/06/29

あたびー

47
我妻俊樹、つくね乱蔵、宇津呂鹿太郎、百目鬼野干、城谷歩、鈴木呂亜、川奈まり子、富士玉女、神薫、黒木あるじによる実話怪談競演。一般的な「部屋に出る」的なものから、都市伝説、異界へワープなどの説明のつかない不思議な出来事など色々です。巻末黒木あるじ氏収集の、同じアパートの話は怖いです。川奈まり子氏の、次々身内がなくなった家の話も哀しく辛いですね。2022/09/26

ネムコ

30
このシリーズの割りに、読了まで随分時間が掛かってしまった。黒木あるじさんだけでなく、他に9人の作家さんが作品をよせていらっしゃるので、私の好みに合わない人も中にはいた、ということですね。いろんな方の作品が読めてお得なんですけどねー。2019/01/26

澤水月

23
なぜか書き手たち個々に異なるのに「緑」が主題となる話が幾つもありゾッとした、偶然なのだろうか。最近単著刊行した都市伝説土台の鈴木呂亜氏は一冊丸ごとより非常に読みやすく面白かった。バーマスター怪談の野千氏も面白い。巻頭が我妻氏、最後が黒木氏で締まっており全体にハズレなし 2018/05/04

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