内容説明
累計10万部突破の
シリーズ最新刊!
今回も、老人の困った行動に対して、
・周囲はどうすればいいのか
・老人本人は何をすればいいのか
を優しく解説します。
どれも簡単で、すぐに実行に移せる方法です。
ただし、これまでは触れなかった
“認知症”による老人の困った行動にまで範囲を広げます。例えば、
「徘徊する」
「物とられ妄想をする」
「火の始末が危なっかしい」
など。
とはいえ実は、これらの症状は、認知症が原因ではない場合も多いのです。
そこで本書は、認知症ではない可能性も模索することで、
なるべく簡単に実行できる解決策を教えます。
もちろん、認知症である場合にも、
どうしたら状況が改善するのかも、お伝えします。
この本の著者は、現役の医師であり医学博士の著者・平松類先生。
診療で10万人以上の高齢者と接してきた経験に加え、
国内外の膨大な医学論文やデータを読みあさって得た知識を総動員してまとめたのが本書です。
次のどれかに当てはまった方は、必読ですよ!
1、老いた親など、困った行動をする高齢者が身近にいる方
2、高齢者全般、高齢者に近い将来になる方
3、高齢者と接することが多い介護施設の職員や医療関係者など
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きさらぎ
32
書いてあることを実践できるかどうかはさておき、知識として頭に入れておくことは大切だと思う。老人の問題行動に対する理解があるかないかで、対処の仕方は違ってくるから。 書籍としては、同じ内容のまとめが何度も繰り返され読みづらかった(;^_^A2019/06/28
aloha0307
21
認知症になると、おとなしく静かで牧歌的になる とこれまでのイメージ(まったくの誤認識でした)。butいざ独居の父がそうなってみると、そうではなく生来の性格がヴェールなしに立ち現れ、怒りっぽく、時に感情が制御できなくなり被害妄想に...を実感しています。本書は認知症と誤解されやすい体の変化に章を割きながら、介護する側の心の負担を軽くする方法も具体的に教えてくれています。グレープフルーツは避けたほうがいいんだね。2018/10/06
かわうそ
21
介護の仕事をしている自分でも学びのあった一冊。そもそも認知症と言われた方は本当にそうなのか?診断があったとしても何か見落としがあるのではないか?この視点を持つことで、仕事の姿勢も変わりそうだ。「自分には関係ない」と思っている人にこそぜひ読んでいただきたい本。自分ではなく、自分の大事な人がそうなる可能性もあるのだから。現場の人間から言わせてもらえば、認知症は鏡のようなもの。自分の対応は良しも悪しも、そのまま跳ね返ってくる。本書の内容を多くの人が知ることを願う。2018/09/26
ホシ
16
祖母が認知症なので読んでみました。人生100年時代。自身が認知症にはならなかったとしても、認知症の方と無関係の人生を送る、という事はもはや不可能でしょう。ならば、認知症に関する正しい知識を身に付けることが大切だと思います。著者と監修者はそうし知識を読者に身に付けてほしいと、実に真摯な態度で本書を著しています。本書の示す通り、知識のあるなしで認知症に対して冷静に対処しうるか否かが大きく異なると私も思います。「認知が衰えること」も人間本来の尊い姿として厳粛に受け止める心構えを個人も社会も築かねばなりません。2018/09/16
kitten
14
図書館本。認知症の人には、その人なりの世界があり、理屈がある。それを周りの人がうまく理解してあげられれば、介護はもう少し楽になるのかも。徘徊で行方不明になるのは、本当に注意しなければいけないなぁ。命にかかわることだとは思っていなかった。よく行方不明者の情報が回ってくるけれども、ちゃんと見つかってるのかなと不安になった。2019/10/08
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