内容説明
日本最南端の小さな駅で警視庁の刑事が殺された! 日本最南端の駅・鹿児島県の西大山駅のホームで男の死体が発見された。被害者は十津川警部の同僚の加倉井刑事だった。加倉井は「大きな仕事をやることになった」と語っていたという。さらに彼の所持品には見慣れぬ高価な腕時計が。不審を強める十津川たちに、なぜか、急に東京に戻るよう指令が下り……。阿蘇・鹿児島が舞台のトラベルミステリー集!解説/山前譲 (『十津川警部捜査行 阿蘇・やまなみ殺意の車窓』改題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドットジェピー
5
面白かったです2021/05/06
ryu
2
短編集。短編が5本入っているのですが、わりとゆっくり読んでだいたい2時間弱で読了しました。西村さんたぶん10年ぶりくらいに読みましたが、改めて思ったのが抜群に読みやすいこと。あまり頭を使わずに読むチョイスとしては最適に近いんじゃないかな。2018/09/12
さな
1
十津川警部シリーズでは数少ない短編集。南阿蘇鉄道、西鹿児島(鹿児島中央でない!)、西大山、指宿の駅が出てくる。枕崎も出てくるかと思ったがそれはフェイク。 鹿児島県内の各駅は去年行ったばかりだから懐かしく読んだが、指宿駅の駅舎の描写だけは違和感。「ローカル線には珍しく、ホテルのような豪華な構え」。うん?去年行ったときそうは思わなかったぞ?2020/03/21