十二人の死にたい子どもたち(2)

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十二人の死にたい子どもたち(2)

  • 著者名:冲方丁/熊倉隆敏
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2018/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065114193

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内容説明

ゼロ番を殺した疑惑のかかるノブオの行方が判らず、この場を去ったとして話し合いを続ける子どもたち。ゼロ番の謎を解かない限り、安楽死の実行はできない。そもそもゼロ番を連れてきたのは誰なのか。検証と議論が続く中、意外な人物がこの集いに参加していたことが判明する! 紛糾必至、子どもたちの議論の行方は━━!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

JACK

14
☆ インターネットを通じて廃病院に集まった12人の少年少女。彼らの目的は誰にも邪魔されないところで安楽死すること。しかし、彼らの「集い」の場所には先客がおり、その「13人目」はベッドの上で死んでいた。この13人目がなぜここで死んでいたのか分からないうちは、自分たちが犯人扱いされるリスクがあるので安心して死ぬことができない。12人は力を合わせて犯人探しを始める。この巻では犯人探しと並行してそれぞれがどんな理由で自殺したいと考える様になったかが描かれ、いろんな意味で驚かされます。論理的な犯人探しも魅力です。2019/01/04

コリエル

3
ゼロ番殺しの下手人探しに、各人の死にたい理由披露にと会議は踊る。死にたい理由に軽重はあると考えるが、ヘルペスだろうが脳腫瘍だろうが人は死ぬ権利を等しく有するべきなのだろうか。2018/06/14

ぴっころ

2
色々家庭環境で追い込まれてたり不治の病だったり勘違いだったり理由はあるんだけどアンリだけがちょっと??2020/07/25

zhiyang

2
自分は死のうとしてるくせに人に対して死ぬなって言ったり、見ず知らずの人同士、同じ目的に向かってるはずなのに、ノイズが膨れ上がってくのは、何だかお腹が痛くなるような気もする。特にマイちゃんの言動は本当に精神衛生に悪い……誰が何を考えて何をするか、自分もその場にいるような気で読んでしまう。誰の言動に自分の心がささくれ立つのか、それは共感からなのか反感からなのか考えると、結構自省のようなものになるかも知れない。2018/05/20

ぽへぽへ

2
全員で自○を実行するためにメンバーに含まれていないゼロ番の謎を明らかにしなければいけない。…ってわけで、廃病院に来た順番やその後の行動、しにたい理由を語り合うメンバーたち。ゼロ番のことはまだわからんけど、リコのことミツエが止めようとしたり、マイの病気の件は知識ある人が教えそうだし、みんなで実行ラストはなさそう、しか予想つかん2018/05/15

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