猫のとらじの長い一日(1)

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猫のとらじの長い一日(1)

  • 著者名:今川はとこ【著】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • エブリスタ(2018/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784778038229

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内容説明

30代独身OLの私が友人から子猫をもらった。
食いしん坊でお茶目な子猫とらじとの楽しい毎日が始まったが、子猫はエイズに感染していた。
7年を経ての発症、闘病の日々。余命3日と宣告されながら、必死の漢方薬治療で奇跡的な回復をするが…
「コココミ」「note」等で連載され、一対一で飼い猫と向き合う主人公「私」の真摯な姿勢が多くの猫好きから共感を得て大人気となった猫マンガ。
「いのち」の尊さを見事に表現した作品でもある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

115
作者の体験を描いたコミック。30歳独身OLが友人から保護猫を譲り受ける。子猫は猫エイズに感染していた。7年の穏やかな猫との暮らし。守るべきものを持った人の幸福。その後の発症。余命3日と告げられてからの必死な4ヵ月。治療は自分のエゴではないかとの自問。一日でも長くそばにいて欲しいと願うことは、愛する小さき者を苦しめてしまうとの矛盾。最期の長い一日。失くしてからの重たい日々。私自身が看取った動物と重なり、胸が締め付けられる猫の日読書となった。必ずや強固な縁がある。だから出会えたはず。また会えると信じている。2019/02/22

はつばあば

63
今ジュニちゃんは我が家の3代目で12年一緒に暮らしてる。8年で逝った猫、18年もの間生きてくれていた猫と2度、猫のお見送りをした。どの猫も最後は一か月以上のお医者さん通いをしたものだが・・それがよかったかどうか聞いてみようがない。病院の先生も高齢となられて廃院、私達夫婦もヨタヨタ。ジュニちゃん、医者には連れていってあげることができないからごめんねといつも言い聞かせている。苦しむことなく死を迎えたいのは猫も私達も同じ。穏やかに家で看取りたいが・・見てられないくらい辛いだろうな2019/01/24

52
可愛い猫のイラストに惹かれて読んでみたら、猫の闘病記だった(´TωT`)わたしも独身のときから子供のように可愛がっていた愛犬が10歳で亡くなるとき、癌末期で絶対助からないと病院で言われても、自分の子が死ぬなんて考えられなくて、生かせたい一心で栄養剤やサプリメントを無理矢理飲ませ、それは飼い主のエゴなんじゃないかと辛かったことを思い出した。だから著者の気持ちが、そのまんまそっくり、わたしの当時の気持ちを思い出させて、読むのが辛かった。2019/03/23

マク

13
こちらは1巻でまだ続きがあるのですが、猫の闘病記なので続きを読むのが怖いです。 飼い主さんの辛い気持ちが分かりすぎて辛い。2019/01/20

hallelujah

3
kindleの読み放題にて。実家で猫を飼い始めたからとっても考えてしまった。家族の一員である猫ちゃんが病気で同じような状況になったら、どういう選択をするのがいいんだろう。悩むだろうな…。描くのも辛いエッセイかと思いますが、飼い主さんがコミックを描いて、描くことで気持ちの整理にもなっている部分もあるのかなと少し思った。2018/10/08

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