内容説明
生まれつき背中に翼が生えているアミリア。その翼は動かせもしないのに、やたらと大きい。そのせいで彼女は、ほとんど部屋から出られない日々……。王国の姫なので、それほど生活に不自由は感じていないものの誰かのお荷物にしかならない自分に落ち込んでいた。そんなある日、新しい護衛だというジルと出会う。彼女は自由に外の世界を駆け回る彼に憧れていたが、なんと彼は国の英雄！ しかもアミリアを嫁にと望んでくる。喜ぶアミリアだが、段々、何もできない自分が彼と釣り合いがとれているのか不安になってきて――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
19
うーん、ふつう？ヒロインは動かせない翼をもつ王女。妖精のいたずらで困っている所を男に助けられる。彼は戦の功労に彼女を望んだ、てな所から始まる両片思いもの。じれじれ恋愛部分に重きがあるので、ヒロインの羽根の事や、ヒーローの過去やら身体能力なんかの謎は詳細不明。ヒロインは羽根のことが迷惑だと悩み続け、ネガな発言が多い。そこから思考の転換というか、きっかけをくれるのがヒーローなのだが、お悩みが長いのでもうちょい短くてもいいような？宮廷が舞台の筈だが、色々と軽々しすぎる気がして、そこが今一つと感じたところ。2018/04/01
kuro neko
1
タイトルそのまんま。結局この羽は一体何のためについていたのだろう？ということがわからず仕舞いだった。言葉遊びをしているみたいに、ヒロインとヒーローの会話がテンポよくて面白い。ドロドロの燃え上がるような恋ではないです。あっさり透き通った恋を描いていますね。ダークな部分もありますが少しだけです。ヒーローは若く見えるが34歳。ヒロインは19歳くらいかな？そして何故、ヒロインは小さいまま終わっているのだ。つ、つづくよ・・・ね？2018/04/25
あんにょん
0
アミリアは翼を持つお姫様。愛されてるのに、旦那様を義務で結婚したと思ってる。2018/05/04
