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内容説明
会社という組織に属しながら、いかに創造力を発揮すべきか? オールナイトニッポン伝説のDJにして、ニッポン放送元社長という、会社員人生を極めた著者が考える、ポジティヴで新しいサラリーマン論。ラジオ業界のエピソードを交えながら、「企画力」と「営業力」の重要性、社内政治の乗り切り方、グローバル社会における企業の意味など、会社と共に生き、チャンスをつかむ方法を伝授する。
目次
プロローグ 「歯車」じゃない人間なんていない
第一章 僕はどうやって「サラリーマン」になったのか
第二章 サラリーマンの「企画力」と「営業力」
第三章 上司、部下、出世競争……人間関係の乗り切り方
第四章 時代の変化をどう生き抜くか
第五章 サラリーマンが「卒業」するとき
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
23
無人島でも大きな自然の中の小さな歯車。なるほどな捉え方。小さな歯車があるからこそ、大きな歯車が回っていくにも納得だし、それに油を差す(やりたいことをやる)のは、自分自身に他ならないも納得。処世の話だけでなくラジオ業界の話も知れてよかった。2018/05/06
との(積んどきたい症候群)
2
会社を使っていかに自分のやりたいことをやるのか。 本当にラジオという媒体(世界)が好きな著者が、自分のサラリーマン人生を通して、いかに人生を楽しむかを語った一冊。 組織に埋もれながらも、人生を楽しもう。2018/06/29
乱読家 護る会支持!
2
キラキラ輝く「歯車」になる。「気楽な稼業」でないからやりがいがある。出世は目的ではなく結果。。。 ラジオ局サラリーマンとして過ごされた著者。書かれてある事は、まあ、そうやなぁと思う。 飽きっぽく、コツコツ努力が苦手な僕には、サラリーマン稼業は辛かったけど、、いろんな組織、人間関係、仕事等々に揉まれて成長させていただいたし、分相応以上の仕事と責任をさせていただいたと感謝しております。 なんで、仕事面白くない、仕事辛いと思っている若い方には、健康を害さないレベルで、せめて3年は頑張ってみいひん?と伝えたい。2018/06/08
志村真幸
2
著者はニッポン放送で、制作、パーソナリティー、編成、経営とさまざまな役割を務め、最後は代表取締役にまでなった人物。 本書は、ラジオ局での仕事をふりかえりつつ、サラリーマンとして生きる楽しさやつらさを語ったもの。著者の半生はラジオ局の激変期と重なっており、テレビの登場、音楽の配信/売り方の変化、フジサンケイグループの体制変革などを生き生きと語っている。 また、「サラリーマンの力」ということについても、会社という組織をいかに自分のために利用していくかという視点から語られており、なるほど納得。2018/02/26
nasbi
1
伝説のラジオマン亀渕昭信さんの著書。 いつも若々しく、バイタリティー溢れる姿勢の秘訣を垣間見ることができた。 仕事に限らず、やりたい事をやり続けるために、環境や状況を自ら作っていく、見つけていく事。 積極的に周りを巻き込んでいく事。 非常に共感し、勇気をもらいました。 面白かった。 2018/04/10