内容説明
秩父・大嶽村に暮らす乱十郎。村の若い者を集め「乱鬼党」を作り、日々剣の稽古や畑仕事にいそしんでいた。あるとき、仲間だった由利ノ丞が、乱十郎の態度に腹を立て、党を飛び出した。導かれるように、運命が動きだし、十六年前の事件の真実が明らかになる……。神ならんとする相手に立ち向かうことを決意した、一人の青年が疾走り出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
45
時代伝奇小説ではあるが古典的なものではなく、現代伝奇ロマン的なものを昔を舞台にやっている感じ。その意味ではもうちょっと派手で刺激的な描写があっていい気もする。そのぶん下品な作品には、なっていない。バトルシーンが終盤にまとまってある展開で、そこはけっこう盛り上がって読めた。2018/03/13
紫
2
著者五年ぶりの新刊であります。山岳漂泊の一族「ミノオジ」に伝わる神秘の宝剣の争奪戦。モデルは明らかに「サンカ」。そのまま「サンカ」でいいのにと思えるのですが、もしかして現在ではNGワードで使用できないみたいな事情でもあったの? 文章は平明でよどみなく読み進めることができるものの、四百ページ超のボリュームの割に物語は薄いというのが正直な印象。主人公乱十郎たちの日常が非日常に打ち壊されて、やっと物語が動き始めるのは二百ページを過ぎてからですよ! 宗主の娘桔梗が口だけは立派で使えないヒロイン過ぎて残念。星4つ。2018/10/01
いえのぶ
1
秩父に住む十六歳の乱十郎には特殊な能力があった。乱十郎の父母の出身は古い歴史のある一族で、その能力を継いでいた。2019/03/01




