桜舞う - おいち不思議がたり

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桜舞う - おいち不思議がたり

  • 著者名:あさのあつこ
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2018/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569763033

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内容説明

「おいちちゃん、怖いよ。助けて……」。――胸騒ぎを覚えたおいちは、友のもとに駆け付けるのだが。本書は、この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができる娘・おいちが、その能力を生かし、岡っ引の仙五朗とともに、複雑に絡んだ因縁の糸を解きほぐしていく好評「おいち不思議がたり」シリーズ待望の新作。江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父・松庵の仕事を手伝うおいちは17歳。父のような医者になりたいと夢を膨らませているのだが、そんなおいちの身にふりかかるのは、友の死、身内の病、そして自分の出生の秘密にかかわる事件等々。おいちは、様々な困難を乗り越え、亡き友の無念を晴らすことができるのか。悩みながらも強く生きたいと願う主人公を書いてきた作家・あさのあつこの青春「時代」ミステリー第二弾! 解説は、作家の小松エメル氏。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

104
シリーズ二作目。最初のページから緊迫した場面。おいちは辛い出来事に見舞われる。〈人は儚いけど強靭だ〉自分が進みたい道は茨の道だが今回の経験を通して心が決まる。たおやかに健気に生きるおいちの今後を応援したい。桜は綺麗だけど怖いというのもなんとなくわかるな。おいちが言ったその情景を思い浮かべてしまった。【春を感じよう 読書会】2019/04/02

ぶち

103
第1作よりも、ミステリー色が濃くなって、事件やその謎解きがサスペンス調で迫ってきます。それにしても、おいちの幼馴染三人娘の一人、おふねちゃんがあまりにも哀れです。あんなにいい子たちなのに...犯人が憎い。今作に登場してきた悪徳医者やごろつきどもは、ほんとうにクズ男。それに比べて江戸時代の女性が低く置かれていることに、おいちや叔母のおうたなどの登場してくる女性たちや読者もやきもきした気持ちになります。そんな時代でも医者になろうとするおいちを応援したくなります。おいちが希望する道に進めますように...2022/06/14

優希

84
物語に緊迫感が漂いますね。人の生死がふりかかってくるからでしょうか。おいちの医療に対する姿勢もそうですが、人情にも篤い真摯さにじんわりきました。友の死、身内の病、出生の秘密に関わる事件に心苦しくなります。自分の能力で亡き友の無念を晴らそうとする友情には胸が熱くなりました。色々あるけれど、おいちには強く生きて欲しいと思います。前作に比べ、不思議要素は少なめですが面白かったです。2015/09/26

がらくたどん

82
道行く視界に入る桜の蕾がずいぶん膨らんできた。桜が舞う頃を想い桜待ちの1冊を。貧乏長屋で庶民の病と向き合う父の背を追い「医師として立つ」日を夢見る少女の青春時代小説。おいちとその幼馴染の少女ふたり。無邪気な少女時代の満開の桜の記憶を最後に、各々生まれた境遇や女性であるという現実に飲み込まれそうな10代半ばの花吹雪。散らされた命・突風に巻き上げられる命・護りたい一念で風に逆らい舞う命。まさにガールズ・ストーリー。おいち自身の出自の秘密も絡み、憧れを現の未来に引き寄せようと懸命に進む姿が眩しくとても愛おしい。2023/03/13

あっちゃん

66
親友の突然の死の真相を探る!先のことがわかったり死んだ人と話せたり便利なようで肝心な所はあやふや(笑)まぁ、おいちは度胸や知恵があるのでソレを取り混ぜて事件解決( ̄ー ̄)2025/11/12

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