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内容説明
不思議堂古書店の一人娘、ミッチーこと大木未知子は大の本好きの小学生。ミッチーは古書店の店番をつとめる傍ら、小説家志望の冴えない中年男・栗原一郎の原稿の助言役も担い、次第に出版プロデューサーを意識する。そんな折、古書店の倉庫から幕末裏面史の資料が見つかる。「これをネタにして書けば、絶対面白い小説になる!」……ミッチーの激励に栗原は興奮して、小説『密偵Mの日記』の執筆に挑戦するが……。その執筆が暗礁に乗り上げた栗原は、やがて方向転換し、中華料理店の主人を取材して『ラーメン一代』という「自分史」を書いたところ、それが思わぬ大ヒット作に。ミッチーは一方で、幼馴染で中学生の小紋譲治がミステリーの才能を秘めていると気づき、執筆を勧める。さらにミッチーを介して栗原の初恋が生まれ、男女カップルの作家が誕生……。大ベストセラー作家が、読書界を舞台に、痛快な天才キッズの活躍を生き生きと描く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおい
7
息子読書。古書店の娘ミッチーは大の本好き。その知識と行動力で売れない作家、古文書王子を次々プロデュース。息子の感想。つまらない小説をぶった切るミッチーがすごい。2018/09/03
さーちゃん
3
9歳10ヶ月 提案しても「う〜ん、借りない」といつも宗田理さんを避けていた長女。しかし本書はイラストが可愛く興味を示す。「学校の図書館でも宗田理って名前はよく見かけるけどねぇ…」と少々、面倒くさそうだったが読後「面白かったよ〜」と。「推理物かと思ったけど違った〜」学園物でもないらしい。どんな内容かは聞けていないので未読の母はよく分からず。これをきっかけにぼくらシリーズにも興味持てば良いなぁ。2022/01/12
青いトリ
1
いつか読んでみたいと思いながらなかなか手が出せない、「ぼくらの〜」シリーズを書いている宗田理さんの本。 こっちなら1冊だから...と思って読み始めたけども、主人公が成功しかしないから...。天才だから? でも、いろんなところで若い人たちが活躍している今、いつか本当に小学生が仕事をする人として活躍しだす時が来るのかも...!2018/12/01
蒼姫
1
新人作家を次々世に送り出す出版プロデューサー大木未知子ことミッチー。普通ならしり込みする大人の世界でもグイグイ押し込むその度胸と発想がすごい!展開にやや無理があったけど軽くサクッと読めました。2018/07/08
Y
0
△2019/06/13