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内容説明
【自社の人事情報や社内の序列に敏感な人ほどキケン! ?】
女性やシニア、価値観の異なる若年層・・「上位ポストを目指さない社員」が職場のマジョリティとなった今、これまでと同じマネジメントでは職場の問題を解決することはできない。
それはつまり、結果重視・減点主義、部下の個別事情を聞き入れない、自社の社内事情を優先、どの組織も同じ我流のモノサシで判断するといった、昭和的・ガラパゴス的なマネジメントを行う課長が「いらない課長」として、リストラの危機にさらされることを意味している。
本書では、人事コンサルタントが変遷する現代の職場事情を踏まえつつ、リストラ対象になる「いらない課長」と人材価値の高い「プロフェッショナル課長」の違いを分析する。
さらに、コミュニケーション術、リーダーシップ術、職場の問題を俯瞰して捉えるための会社数字の知識など、多方向から30代~40代中堅社員の武器となる「課長スキル」を磨くための具体的な手法を授ける。
本書を読めば、現代の課長に必要とされる一連の知識・スキルが身につく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
at-sushi@進め進め魂ごと
44
「今夜は皆でパーッと行くか!」と課長の号令一下ネオン街に繰り出すなど、もはや昭和文化遺産。ライフスタイルや雇用形態が多様化する中、言葉ひとつ間違えれば、すぐ何とかハラスメントで訴えられる今時の課長さんは大変である。 役職定年制のもとで、さらに働きづらくなる島耕作型キャリア志向タイプより、釣りバカ日誌のハマちゃんのような自覚的ヒラ社員を目指すべきだそうだが、既にハマちゃん型な俺に抜かりは無かったw 2016/09/19
hatayan
34
飲み会でまとまれたのは過去の時代。価値観の異なる人材が集まった場でも通用するマネジメントスキルとは何かを説いた一冊。 職場の観察を絶やさず、変化を積極的に取り入れてあるべき公正さを見極める。自分らしいリーダーシップの原型を知り、モデルたりうる先人に学ぶことで当面のあるべき姿を描くことを大切とします。 後半では、会社の地位に自らを託すべきではないと解説。誰もが経営に参画できるわけではない、人生を通して捧げる価値のあるものを見いだすのも一つの考え方であると、現実を前にした身の処し方にも紙幅を割いています。2019/01/23
さきん
25
理想的な課長として著者の上司であった緑の血と読んでいる事例を挙げている。部下を観察し、部下にあった物差しをあてがい、公平に客観的に評価する。そして、部下の能力を最大限に引き出す。熱くなりすぎず、冷たくなりすぎず、一定の距離を保つ。2018/07/28
sayan
18
経産省ダイバーシティ経営企業100選では見えない部分。共通の利害を前提としない→同じ職場で、異なる属性の社員が、異なる働き方をする→マネジメントは複雑化する、それは問題そのものが多様化、複雑化、深刻化する→p.35ダイバーシティ・マネジメントでは当事者たちの感情の機敏に触れるセンシティブな選択や努力を、労務管理の一環としてサポートしなければならない→p.73感情的にも繊細な取り扱いを要する利害を調整するように迫られ、自らもプレイングマネジャーとして目標達成責任を負う→p.145公正さを基準化する力が必要。2017/05/30
ザビ
17
プレイングマネージャーがよろしくない理由が初めて分かったかも。「部下との関係は横綱相撲でいけ…ただ黙って部下の話に耳を傾けろ、それだけでいい、それだけで多くの部下は自分で勝手に分かるから」「観察=聴くに勝る凄みはない」「リーダーがメンバーの話を傾聴しようという姿勢は職場に安心感を生む」「メンバーは胸のうちに溜まっているモノを吐き出すことができ、冷静さを取り戻す…それくらい聴くというスキルには力がある」つまりこれが管理職の仕事技術の中核だと。俺のやり方を真似すれば成功する的な優秀プレイヤー発想とは対極の→2022/11/08
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