引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

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引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険

  • 著者名:雫井脩介
  • 価格 ¥1,600(本体¥1,455)
  • PHP研究所(2018/04発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569837413
  • NDC分類:913.6

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内容説明

会社を潰すのはヘッドハンターか!? 父が創業したアウトドア用品メーカーに勤める鹿子小穂(かのこ・さほ)は、創業者一族ということもあり、若くして本部長、取締役となった。しかし父がヘッドハンターを介して招聘した大槻(おおつき)と意見が合わず、取締役会での評決を機に、会社を追い出されてしまう。そんな小穂を拾ったのが、奇しくもヘッドハンティング会社の経営者の並木(なみき)で……。新米ヘッドハンターとして新たな一歩を踏み出した小穂は、プロ経営者らに接触し、彼らに次の就職先を斡旋する仕事のなかで、経営とは、仕事とは何か、そして人情の機微を学んでいく――。かけひき、裏切り、騙し合い――。『犯人に告ぐ』『検察側の罪人』の著者、渾身の新境地。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

258
雫井脩介は、新作中心に読んでいる作家です。著者の新境地、ヘッドハンティング連作中編集でした。続いて二巻へ。トータルの感想は全二巻読了後に。鹿子小穂(かのこ さほ)は、フォーンに堂々と凱旋出来るのでしょうか?2018/04/13

ダイ@2019.11.2~一時休止

137
連作短編集。ヘッドハントのお話。自分には関係ない世界ですがこんな風になってるんだって感じ。最終話の冒険がイイ。2018/04/08

のぶ

115
タイトルの通りヘッドハンティングの話だが、まだ上巻を読む限りでは、今まで読んできた雫井さんの作品とは異質な感じがした。物語は大手アウトドアメーカーの社長令嬢の鹿子小穂が、社長である父親から解雇されるところから始まる。この世界は自分にとって今まで全く関心がなく、文章が易しいが、内容に入り込むにはなかなか馴染みにくい印象があった。俗に言う経営のプロと呼ばれる人たちが、こんな汚いとも言える駆け引きの世界で動いているのか?小穂はこの先どうなるのか?興味が出てきたところで上巻は終わり。感想は下巻で。2018/05/23

タイ子

111
ヘッドハンターのドラマを見てたので、映像が浮かんで分かり易かったかも。かの松下幸之助さんが「事業は人なり」と言った有名な言葉があるが、まさにその通りの本作。人と会社をつなぐ役割を担うのがヘッドハンターの仕事。でも、それは信用と信頼の絆があってこその引き抜き。何だか私には縁のない年収と学歴云々、とか思いながら読んでるとだんだんこの駆け引きが面白くなる。主人公が女性だからか、銀座のホステスになってみたり、趣向を凝らして読ませる上手さ。これだけ横文字が出ながらタイトルを日本語にするところは計算の内なんだろな。2018/09/27

takaC

108
こちら上巻は「引き抜き屋の代理」「引き抜き屋の微笑」「引き抜き屋の冒険」の3話。松山伸好という男は何だったんだ?オレもロングリストに入れてくれないかな、鹿子ちゃん。2018/04/16

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