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内容説明
人間関係の悩み、将来の不安、現状への不満……。表に出せずためこんだ負の感情を、人としずかに感じあい、うけいれ、いま一度むきあう。「鬱屈の交感」こそ藤沢周平から読者への贈りものだった。人は喜びや楽しみ以上に、苦しみや悲しみでつながらねばならぬ。「ハッピーエンドが書けなかった」と語る独特の人間観は、つらくても生きようとする、ほの明るい意志を登場人物に吹きこんだ。没後10年、心が鬱々として晴れない時代がゆえに読み継がれる藤沢周平。新たに発見されたデビュー前の諸作品から長編への跳躍の軌跡を語る。 [本書がとりあげるおもな長編作品]獄医立花登手控えシリーズ(『春秋の檻』ほか)、彫師伊之助捕物覚えシリーズ(『消えた女』ほか)、用心棒日月抄シリーズ(『凶刃』ほか)、『蝉しぐれ』『逆軍の旗』『回天の門』『雲奔る』『よろずや平四郎活人剣』『風の果て』『市塵』『海鳴り』『三屋清左衛門残日録』『一茶』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
9
繰り返される「鬱屈の交感」の正体はわからない。わからないからこそ、藤沢周平を読み続けてみようと思った。2013/01/23
私的読書メモ3328
1
酷い本だと思います。作家の評伝かと思って手に取りましたが、著者の自慰としか言えない駄文を読まされました。「鬱屈」というキーワードで作家を読み解こう、というのは良いとして、文章も構成も稚拙かつ独りよがりでどうしようもなかったです。2022/01/08
4fdo4
0
読み応えがない。 「鬱屈」というキーワードで 藤沢周平を見ているが それ以外の藤沢文学の美しさの源など もっと書くことはあったのではないだろうか?2008/04/23
たっちゃん
0
・藤沢周平の生き方、その基調は、苦しみと悲しみの交換、または鬱屈の交換 ・かっこわるくても、なんでも、辛抱強くいきる ・いよいよ死ぬるそのときまでは、人間は与えられた命をいとおしみ、力を尽くしていきぬかねばならぬ 2026/02/12
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