内容説明
「今年は最悪の夏休みだ。わたしはこの夏に、やり残していることがある」
一度死んでも生き返ることができ、その際にひとつの願いを叶えられるという不思議な木の実を手に入れた子供たち。
二度目の死を迎えてこの世から消えていなくなったもの。別に誰かに成り代わったもの。自分を殺した相手への復讐心を募らせるもの。
各々の願いがもたらした因果は絡み合い、物語は予想だにしない展開を迎える。
そして永き時を生き続け、彼らの行く末を見届けた魔女は、何を願う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美葉
39
百合要素が強い気がする(笑)なかなか面白かった。ただ、前作を読んでから、間が空いてしまっていたのでよく分からなかった部分が多々。機会があれば、2冊とも再読しようと思う。2018/12/17
miroku
22
入間人間らしい内省性と言うか思い込みと言うか。入間人間を読んだなあ。と。2018/12/15
さばかん
18
イイハナシダナー????2018/05/17
ごぅ。
13
腑に落ちない違和感。。うん、これ続編だったのね。。。内容はタイトル通りもうひとりの魔女のお話。そこに絡む前回からの因果の続きもの。。人生っていう漠然をぐじゃぐじゃにかき乱して塗りたくって出来た塑像がだから何だって問われる感じ。。2018/08/13
HANA
13
もうひとつの命の続き。まさか続きが出るとは思ってもみなかったしほぼ前巻の内容覚えてなかったけれど、意外と読んでいるうちに思い出していくもので。なんか魔女との関係が面白い。全体的に一定の雰囲気ではあったけれど結構楽しめた。2018/06/27