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内容説明
さまざまな事情から働きたくても思うように働けない、いわゆる「就労困難者」とよばれる人たちは、全国に約3000万人。 一方で企業は人手不足に悩んでいる。 両者が豊かになれるよう、支援と提案を専門におこなう経営コンサルタントである著者が、“人”と“会社”が幸せになる雇用創出の方法を、事実と実践に基づいて伝える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Twakiz
30
ご自身も網膜疾患・視力障害を持っておられる著者が就労困難者の援助のためのNPOで活動されている内容・エピソードを紹介している本です.能力主義・成果主義が言われる中で「ありがとう」「あなたらしく」「なんとかなる」「やってみよう」をマジックワードに「人に社会が合わせる」というやさしい考え方での取り組みは癒しです.それでは通用しない世界もあると思いますが働き方改革が言われる中「抜きんでた能力」がなくても自分のできることで貢献できる社会はいいよなと思います.2019/04/16
tellme0112
12
表紙にやられた。著者が男性だった。障害とかいって、精神科の話だった。これ、その辺にいる人だよと思った。うちの会社もたくさんの若手が将来 幹部として期待されながら職場から去っていった。そうだよね、弱い人に合わせた働き方の見直しで、みんなが働きやすくなる会社を作ろう。労働組合の役員引き受けたくなった…。2018/04/27
とら
10
大丈夫という言葉をみんな聞きたいんだ。 言ってもらいたいし、もしできたら、言ってあげられる人になりたい。2020/06/09
ぴっちゃん
9
心身の障がいや、病気などで就労が困難な人たちを支援するNPO「Future Dream Achievement」理事長が著者。困難を抱えても、その人に合った仕事がきっと見つかる、あるいは作れる、あるいは支援によって困難さを軽減できる・・・実践と実例と理念が書かれている。すぐに読めるし、勉強になったなと思う。2019/02/19
奈良坂葵
8
著者自身も視覚障害がありながら、NPOで様々な就労困難者を支援する。難病や障害があっても働きたい。マッチングの難しさや現実を知る。2018/08/14