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内容説明
ある日、つぐみの家に、迷い込んできた子猫は、病気で目が見えなくなっていました。つぐみに、どろっぷと名付けられたその子猫は、命の危機もある大手術をのりこえ、つぐみの家の猫になりました。どろっぷに寄り添い、家の様子を教えたのは、おじいちゃん猫のメイでした。3匹の猫とかかわりながらたくましく生きるどろっぷの姿と、4年生になったつぐみの成長を実話をもとに描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
42
つぐみの家に迷い込んだ子猫は、両目とも感染し眼球摘出をしなければ命も危うい。既に3匹の先住猫がいるため飼えない状況だったが、ハンディを持ったこの猫を飼う事となった。それまでは内気で意見も言えなかったつぐみだが、この猫のドロップとの出会いで自分の意見も言えるように成長。ドロップに関わる先住猫の優しさも温かい。このドロップにはモデル猫がいるそう。2019/11/16
わむう
18
つぐみの家に迷い込んだ目ヤニだらけの仔猫。とにかく獣医へ連れて行くけど生き延びるためには眼球を取り出す手術が必要でした。そして既に三びきの猫を飼っているつぐみの家でとりあえず世話をすることに。親のように面倒を見てくれる猫、世間は優しいことばかりじゃないんだよと教えてくれる厳しい猫に囲まれて仔猫は成長します。ハンディキャップを持ちながらも懸命に生きる姿を見て引っ込み思案のつぐみはある決意をするのでした。2017/06/14
はむちゃん
13
つぐみの家のガレージに子猫が迷い込んできました。その子猫は眼球摘出手術という命を失う危険もある大手術を乗り越えてとっても元気な子猫になりました。つぐみちゃんが言った、「あたし、おたんじょう日にもクリスマスにも、プレゼントいらない。 洋服もだれかのお下がりでいい。おやつもいらない。だから、助けてやって、おねがい。」「おねがい。あたしとおんなじにしてやって。」この言葉が印象的でした。つぐみちゃんはどろっぷに出会ってからきっと自分の意見を言えるようになっていると思います。勇気のある子になったと思います。2016/01/16
timeturner
8
依頼心いっぱいだった子が、自分より弱いものを保護することで主体性を身につけていく、というテーマではあるけれど、こねこのことが気になって教訓的なことは考えずに読むことができる。実在の猫がモデルになっているというのもうなずける話。2015/11/22
HNYYS
4
図書館本。自分自身は、ペットを飼わない主義だが、とっても大事にされている感じがして幸せな気持ちになれました。2020/07/29
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