内容説明
志を立て、それに殉じた英傑たち。彼らの誇りはいまなお烈々と訴えかけてくる。その志・誇りに光を照射してみる。織田信長・武田信玄・明智光秀らに新解釈を加え、歴史上の人物の器量と命運をダイナミックにはかりながら、人間の面白味を発見してゆく。著者の風格と風貌を鮮やかに伝える歴史エッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
60
父の蔵書から。「著者の風格と風貌を鮮やかに伝える歴史エッセイ集」で、「織田信長・武田信玄・明智光秀らに新解釈を加え、歴史上の人物の器量と命運をダイナミックにはかりながら、人間の面白味を発見してゆく。」 2024/07/03
i-miya
57
2014.01.26(01/27)(つづき)隆慶一郎著。 01/26 (p023) 小林秀雄、酒、文字通り泣くまで詰める。 編集者。 心理的にも巧緻な攻撃法、必ずしも論理的とはいえないが、ともかくもかまわない。 2014/01/26
i-miya
55
2013.12.27(12/27)(つづき)隆慶一郎著。 12/26 (p017) 失われた名演説。 僕はS23、東京大学仏文卒、たまたま辰野隆(ゆたか)先生、停年退官の年、弟子代表、小林秀雄先生挨拶、「真の良師とは、弟子に何物かを教える者ではない、弟子をして、弟子自身にめぐり合わせる者である、とはソクラテスのことばであるが・・・」 今ではありえないことだが、会議室で大宴会、「何がめでたいのだ、コン畜生」と寺田透テーブルの上を歩きながら料理に酒を蹴飛ばし、蹴飛ばし歩く。 2013/12/27
i-miya
50
2013.11.17(2013.11.17)(再読)隆慶一郎著。 2013.11.17 (カバー) 志を立て、それに殉じた英傑たち。 織田信長、武田信玄、明智光秀ら、に新解釈。 (あとがき) 死人の方が生きている人間よりも確か-だから、時代小説を書く。 (本文) ◎時代小説の愉しみ。 古本屋、特に歴史書の多い古本屋をのぞくのが何より楽しみである。 1年がかりで忠臣蔵をTVドラマにした。 史実には、いかに感動に満ちたエピソードが多いことか。 2013/11/17
harass
39
雑誌や新聞に書いたエッセイを集めたもの。専門分野の歴史の話が多いがすでに小説で読んだ内容とあまり変わらない。著者の思い出話などもある。このエッセイ集は未読だったが、『小林秀雄の哲学』に引用があり手に取ることに。この著者は小林が重役だった出版社に編集者として勤めることになりその会社の話が語られている。ちなみにその出版社は創元社といい、その東京支社が後に独立して東京創元社になっている。2015/03/06
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