出版社内容情報
イタリア現代思想の旗手によるライフワーク「ホモ・サケル」シリーズ最新作。西洋古典のなかから、従来の政治学の枠組みでは捉えきれない「スタシス(内戦)」の概念を大胆に抽出する。9.11以後のテロ戦争から、昨年のパリ襲撃事件、日本の国会前デモまで、いまの国内外の政治情勢を考察するうえでも必読の一冊。
目次
1 スタシス
2 リヴァイアサンとビヒモス
著者等紹介
アガンベン,ジョルジョ[アガンベン,ジョルジョ] [Agamben,Giorgio]
1942年生まれ。美学・言語哲学から出発し、現在では政治哲学を中心に著作を発表している
高桑和巳[タカクワカズミ]
1972年生まれ。慶應義塾大学理工学部准教授。専門はイタリア・フランス現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。