健康ライブラリーイラスト版<br> うつ病の人に言っていいこと・いけないこと

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健康ライブラリーイラスト版
うつ病の人に言っていいこと・いけないこと

  • 著者名:有馬秀晃【監】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2018/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062597814

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

家族や同僚がうつ病にかかった時、どんな言葉をかければよいでしょうか。よく「うつ病の人を励ましてはいけない」と言いますが、実は励ました方がよい時期もあります。本書では、タブーな言葉から回復を後押しする励まし方まで、うつ病の長期化・再発を防ぐ接し方を徹底解説します。また、うつ病の本人向けにも「病気の打ち明け方」や「治療中の人付き合い」をアドバイス。家庭や職場での場面別対応例が満載で、すぐに使える一冊。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

目次

《第1章 [家族ができること] 励ましてもいいが、本音は言わないで》
原則1 励まし方
原則2 本音と建て前
【〇言っていいこと(自宅療養期)】生活リズムのよい変化を伝える/ 自殺をほのめかされたら、話を聞く
【×いけないこと(自宅療養期)】経済的な見通しを、本人に相談する
【〇言っていいこと(リハビリ期)】外出する気力が出てきたら励ましてもいい/ 職場や外部とのやりとりを本人に任せる
【×いけないこと(リハビリ期)】誘ったりすすめたりしすぎてペースを乱す/ 患者さんに「支えるのも大変だ」と言う
【〇言っていいこと】本音は家族相談の窓口に打ち明ける
【〇子どもに言っていいこと】
【〇親族に言っていいこと】
《第2章 [職場ができること] 励ましたい気持ちをおさえ、制度を優先する》
原則3 在籍中の配慮
原則4 求職・復職
【〇言っていいこと】本人のためにも、やりとりはなるべく記録する/ 相談はよく聞き、しかし職場の秩序は守る/ 生産性の低下が目立つなら、専門家への相談を提案
【×いけないこと】気をつけたい、法的に問題となる言い回し
【〇言っていいこと】休職期間の見通しを立て、群発うつを防ぐ/ 「職場は働く場所」を前提として話す/ 「現代型うつ」には明確な診断書を求める
【×いけないこと】苦情を本人ではなく、家族に伝えてしまう
《第3章 [患者さんができること] 病気を打ち明け、協力を頼む》
原則5 カミングアウト
原則6 人間関係の維持
【〇本人が言っていいこと】家族や職場にうつ病のことを打ち明ける/ 迷惑がかかるとしても、休業を願い出る
【×本人が避けたいこと】理解を求めすぎて関係者と対立する
【〇本人が言っていいこと】重要な決断は、家族に預かってもらう/ 治療中も職場とは連絡をとり続ける
【×本人が避けたいこと】アドバイスが多すぎる人とは距離をおく/ ソーシャルメディアは治療の邪魔になりがち
《第4章 なぜ「リハビリ期のコミュニケーション」が重要なのか》
治療とリハビリ(自宅療養期)
治療とリハビリ(日常生活期~社会適応期)
治療とリハビリ(社会適応期)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

15
心が疲れちゃった。そんなの甘えだって言えるし、言える社会になったのだ。今までは我慢して心を壊すしかなかったけど。でも治るものでもない。寛解しかない。付き合っていくしかない。でもここは戦場。「囲まれるぞ。そいつはもう駄目だ。捨てて行こう」タタリ神になってしまう。人と人が仕事をするからこうなる。仕事をしなければいい。全部間に機械をかまそうよ。ウェブ会議で失敗しているから、ありえないのかもしれない。伝える内容を限定して、AIに話させようよ。通訳が入るみたいなもんじゃん。もう捨てるしかないのかもしれない。2023/02/12

riviere(りびえーる)

13
うつ病の人に言っていいこといけないことを 家族向け、職場向けに解説している。主に家族や職場の上司・同僚向けの本だけれど、本人が読んでも勉強になりそう。家族や職場に理解が得られやすい伝え方を考えるため読了。①自宅療養期、リハビリ期に分けて考える。②カミングアウトした方が良い人悪い人を見極める。③仕事上の問題と病気を分け、問題は本人に指摘して良い。④主治医と産業医の役割を理解して役割分担する。⑤リハビリ期のコミュニケーションが大切。などなど。自宅療養から職場復帰への段階を踏んだ流れがイメージできた。2019/03/15

くらげ@

6
(☆☆☆☆☆)家族や職場の人がどのように対応するのがよいのか、療養期、リハビリ期にわけてかかれていてわかりやすかったです。会社もギリギリの人でやっている中、休職者がでるのは大変なことなんだと改めて考えさせられました。理解と組織力が必要。2014/08/27

さとう

1
家族がうつ病になった状態は介護に似ている。そうなんですよね。2021/07/10

かこ

1
★★★☆☆ この手の本としては読みやすいしわかりやすい。下手な薬の話とかもなく、タイトル通りな内容。 患者目線でも理解できる部分多いので、周りの人は読んで損はないと思う2017/12/17

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