内容説明
闇に漂う手はキリシタンの亡霊?
「福岡の怖い話」の著者、「九州」を語る!
【内容紹介】
・生霊 (福岡県京都郡苅田町)
幼少期より数々の怪異現象を体験した女性。彼女が高校生の時に出会った先輩の体には、「アレ」が巻き付いていた! 問いただすと、先輩は真実を語り始めた。
・つがね落としの滝 (長崎県西海市大瀬戸町)
長崎県最恐と称せられる心霊スポット。この地に出没する「声」や「霞」や「手」は、虐殺された隠れキリシタンの怨念か!それとも?
・S病院 (熊本県熊本市北区植木町)
「霊が出る」と、地元では有名な廃墟に忍びこんだ若者たち。ここで彼らは、霊たちを「別の世界」に導く「光」を目撃した!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フロッグ
5
「福岡の怖い話」の濱幸成さん。心霊スポットや廃墟には面白半分で行っちゃならねぇ。2019/07/17
倉屋敷??
3
自分が心霊スポットに行った話。 誰かが心霊スポットに行った話。 もうほとんど心霊スポットの話でイマイチ。 もっと日常に潜む話が欲しかった。2022/04/30
ひなにゃんこ
3
★3.5 福岡の心霊研究家が集めた実話怪談集。体験者から聞いた話と、自ら心霊スポットに行ってみた体験レポがあり、県ごとにまとめてある。怖がらせようとするような派手な脚色がないのは読みやすかった。ただ、心霊スポットにありがちな類型的な話が多めで、凄みのある生々しい話は少なかったかな。「綾香さん」から聞いたという話はどれも比較的良かった。誤字脱字、時系列の記載ミスなどが時々あるのが気になった。2018/05/25
藤吉
1
地元の怖い話。知っている話はひとつもなかったが、行ったことがある場所はいくつかあった。筆者の体験をそのままに脚色することなく書かれたようだったが、そのぶんホラーに求める凄みのようなものを感じることはなかった。誇張の多い話を読み慣れた人には物足りなく感じるだろうと思う。そのぶん、怖いのが苦手な人でも読めそう。地元の身近な場所での話が多いぶん、楽しめた。2019/04/07
ちる
1
先にこちらを読んでしまった。意外と知らない地元のスポット。聞いた話もあるけれど、実際に現場に出かけた体験を綴っているのですね。2018/05/24