立東舎<br> 501XXは誰が作ったのか? - 語られなかったリーバイス・ヒストリー

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立東舎
501XXは誰が作ったのか? - 語られなかったリーバイス・ヒストリー

  • ISBN:9784845632053

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内容説明

1人のヴィンテージリサーチャーが史料から読み解いたリーバイスの研究書

誰もが知る世界最大のジーンズ・ブランド、リーバイス。会社の創始者であり、ジーンズの生みの親として知られるリーヴァイ・ストラウスや、ブランドの代表モデルである501のことは、誰もがご存じでしょう。だが、リーヴァイ・ストラウスは、実はジーンズ作りには関わっていなかった、としたら......?

アメリカン・ヴィンテージ・クロージングを専門とする屈指のリサーチャーである著者の青田充弘氏が、膨大な史料をもとに、今まで日本で定説とされてきたリーバイス神話を徹底検証し、知られざるリーバイス史の真相に切り込んでいくのが本書となります。

「商標を鵜呑みにしてはいけない理由」「ツーホースマークの元ネタは?」「人員募集広告から見る、リーバイ工場の変遷」など、数々の史料から導き出した独自の持論を、多数掲載。

これが真実のリーバイスの物語、かもしれない!?

【本の内容】
INTRODUCTION:戦前のヴィンテージ・デニムが希少である理由
第1章(1829-1902):LEVI STRAUSS サンフランシスコの発展に尽力したフィランソロピスト
第2章(1870-1885):JACOBS DAVIS ブルー・ジーンズの真の生みの親
第3章(1885-1906):JACOBS DAVIS リーバイス工場の発展、そしてサンフランシスコ大地震まで
第4章(1906-1922):SIMON DAVIS 震災後のリーバイ社を支えたジェイコブの息子
第5章(1922-1941):MILTON GRUNBAUM 501XXの改善を進めたキーパーソン
第6章(1942-1946):WWⅡ 第二次世界大戦下の物資統制
第7章(1947-1975):JEANS 新生リーバイス。コレクター目線の私的研究
......ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

255
偶然、YouTubeで本の紹介を見て、興味が沸いて読んでみた。501XXを誰が作ったか、というよりは、リーバイ社における501の変遷を紹介した内容。リーバイ・ストラウスとジェイコブ・デイビスの二人は知名度ある方だろうが、その他のキーマンたちも紹介しているのが面白い。地震で社内資料が失われ、間をおかずに世界大戦があり、当時の正確な情報がなく、憶測まじりになってしまう部分が多いのは致し方ないが、三十年代から五十年代前半あたりが、一番関心持たれる時期だと思うので、そこをもっと掘り下げられると、なお良かった。2021/04/23

Masaaki Kawai

3
古着好きが語るディテールの変遷は少なめで、むしろリーバイ社の歴史本。よくこれだけの資料にあたったものや2018/09/07

さいもん

1
これもかなり面白い服飾史の本 大量の一次資料と「リーバイス史」本の批判的検討を通して、リーバイスの誕生から興隆を描くという内容だった

kliq

1
雑誌の作り上げたファンタジーではなくて、ちゃんとしたファクトを検証されていて良かった。雑誌の虚構に辟易した方に2022/06/09

ファンキーかず

1
ここまで良くぞ調べ上げたと驚愕しました。 リーバイスに関して知りたかった事が 全て詰まった本です。2021/12/19

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