内容説明
55年体制後、実に13人の総理を輩出した「宰相への最短ポスト」である与党「幹事長」。権力闘争が最も苛烈だった「角福戦争」時代の当事者である田中角栄、福田赳夫、三木武夫、大平正芳、中曽根康弘のいわゆる「三角大福中」は、全員が幹事長経験者である。また岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三の「安倍家三代」も幹事長経験者である。どこに幹事長権力の秘密が宿るのか? 「幹事長は、黒子の親玉みたいなものだな」と三度、与党幹事長を歴任した小沢一郎は吐露する。与党の国政選挙を取り仕切り、党資金、政局の行方を左右する幹事長権力の実体を、若き日の田中角栄幹事長から現職の二階俊博自民党幹事長まで肉迫し続ける著者・大下英治が描く、永田町「権力の攻防」ノンフィクション!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なるうお
13
55年体制後、ほぼ与党政党として君臨してきた自民党の内政を、幹事長の目線から見た興味深い書籍。保守合同の名のもとに結党された自由民主党の党史の影響もあり、様々な派閥や会派が入り乱れての権力闘争、権力を勝ち取るための根回し/金回し、人心掌握がおもしろい。政治の世界もやくざの世界も同じものだ、と感じる。 こちらのブログにも詳細を挙げていますので、よろしかったら覗いてみてください。https://yabechi77.hatenablog.com/archive2018/09/16
α0350α
4
良いですね、権力争い。久しぶりに聞く名前が多かったのと幹事長というポジションをテーマにした内容が面白かったです。2021/12/04
bassai718
1
自民党歴代の中で大物と呼ばれた政治家を中心に取り上げる。角栄、金丸、小沢あたりは有名なエピソードが多く知っていることも多かったが、中曽根政権の田中六助の話などは面白かった。類書に「自民党幹事長室の30年」など。2018/06/17
まちなかのノコギリ屋根
0
自民党統治下の日本の政治史が書かれている本。ほかの本でもそうだけど、田中角栄氏や二階堂氏などの時代に焦点が当たって、民主党政権時やそのあとは内容が薄い気がする。田中六助幹事長時は非常に勉強になったが…2024/07/10
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大下英治らしい本。この人は取材相手に食らいつくのが上手い2020/10/13




