日本経済新聞出版<br> 変わる株主総会

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日本経済新聞出版
変わる株主総会

  • ISBN:9784532322076

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内容説明

「最もイヤなイベント」を「支援者づくりの場」に変える。
ガバナンス時代の株主対応のポイントを第一人者が解説する役員・担当者必携の一冊!

◆機関投資家など新しい株主とどう向き合うか
コーポレートガバナンスコード、スチュワードシップコードの導入を機に一気に加速する、ガバナンス改革。そのなかで、いま、企業は株主とどう向き合うべきかに苦悩しています。総会屋排除、持合の解消ののち、各コード対応に追われながら、従来の安定株主に変わる機関投資家との対峙を求められているからです。同時に、アクティビストへの対応にも神経を使わなければなりません。
こうしていま、大きく変わり始めた株主総会は、上場企業の役員にとって最重要イベントの1つ。しかし、本音を言うと「最もイヤなイベント」と筆者らに漏らす経営者が実に多いといいます。

◆経営者向け実践セミナーをベースに書籍化
本書は、そうした経営者向けに、日本を代表する大手法律事務所が2018年1月に実施する会社法セミナー「変わる株主総会」での講演・議論をもとに、コーポレートガバナンス時代の株主総会をどのように進めていくべきかをまとめる「変革期の株主総会マニュアル」。
従来の6月に代わって検討されている7月総会やヴァーチャル総会の開催など新しい動きもフォローしながら、招集通知のあり方から、当日の運営や質疑、プロキシーファイトや否決リスクへの対応、アクティビストの動向など、実践的なアドバイスを提供します。
執筆陣は、企業が選ぶ弁護士ランキングでトップテンに入る澤口実弁護士(2016年2位)を中心に、菊池伸弁護士(2017年5位)、石綿学弁護士(同5位)、松井秀樹弁護士(2016年10位)などで構成します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

24
90年代は株主総会といえば「総会屋対策」だったそうですが、今は「コーポレートガバナンス」へ向けて制度の整備が進んでいます。私が学生の頃からすでに総会屋対策は昔話になっており、ステークホルダーやコーポレートガバナンスの方が親しみ深い単語でしたが、当時と比べると本書で紹介される制度やアクティビスト、機関投資家の行動指針が随分と明確化しているように読めました。あとは株主との対話を重視しつつも来場者へのお土産はやめているところが多く、ネットを活用したヴァーチャル総会への取組も進んでいます。2021/08/12

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