内容説明
平城京と平安京、どっちが先やったっけ?……これがわからなくなるのは「歴史の流れが頭に入っていないから」と、京大芸人・宇治原。解決方法はただひとつ、「物語のように教科書を読めばいい」。そこで、高学歴コンビ・ロザンの菅が、日本史を一気読みの爆笑物語に! 「むかしむかし、あるところに日本人がいました」でお話は始まります――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつこんぐ
26
学生の頃、暗記が嫌いだったのでもちろん日本史もチンプンカンプンでしたが、この本読んだらやる気が出そうです。最後の宇治原氏の解説が「本当に仲が良いんだろうなぁ、この2人」っていうのが伝わってきて好きです。わかりやすかったので、自分の子供にも勧めたいと思います。2018/08/11
マッちゃま
24
ふと目に付いて衝動買いしちゃった本。日本史は好きで高校時代は得意な科目でした。解説にもありましたが、やっぱ知識として覚える(暗記)ではなく、歴史の流れや登場する人物に興味を持てば面白く感じて勝手に覚えちゃうんです。ドラマやマンガのノリ感覚です。本書もそんな感じ。縄文時代から第二次世界大戦までを駆け足でネタにしちゃってます。コレ読んで日本史の成績が上がるかと言われれば何とも言えません。でもこんな感じで向き合うのも悪くないと思います。そう考えると歴史上の偉人も只に人間じゃん♪なんて親しみが湧いてきますから。2019/11/01
なお
20
タイムマシーンで各時代に行って当時の主要人物と会うと言う設定で面白かった。宇治原さんの「日本史は物語の様に教科書を読めばいい」と言っており、息子の教科書を借りてみようと思った。2019/02/09
月の実
15
面白かった、そしてすごくわかりやすかった。「土地は誰のもの?」というテーマで歴史を見ると、今までよりずっと歴史の流れが頭に入ってきて追えました。菅ちゃん節は今回も健在でした。「歴史」を「物語のように」読む感覚が少しわかった気がします。また読んで、歴史の流れとロザンのかけあいを楽しみたいです。2021/05/19
ゆうちぃ
9
政権、税金、法律どの時代もその当時の流れからくる理由があり、繋がりがあり、現代まで続いているのがよくわかる。課長島耕作やドラゴンボールに例えられてる場面もあり笑える。歴史はまず流れをとらえるのが大事なんですね。ちなみに一番笑ったのは宇治原さんのザビエル仮装のエピソードでした。 2025/01/29