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内容説明
足が遅い。背も低い。テクニックもない。特に際立ったスキルを持たないストライカーが如何にして日本を代表する点取り屋に成りえたのか。岡崎慎司はコンプレックスから目をそむけずに強い課題意識を心に持ち続け、少しでも改善できるように、愚直に努力を重ねてきた。「短所」を克服しようともがくと自然と「長所」も伸びて、総合能力が上がる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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13
文庫で再読。W杯3大会連続のゴールはならずも、「レスターの奇跡」に大きく貢献し、そのサッカー哲学は更に説得力を増した。『Number』の記事を追っていると分かるが、岡崎は「上手にブレる人」という印象がある。今の自分に必要な考え方の進取を恐れないというか、過去の自分が揺らぐことをむしろチャンスと捉えている▼ポストワークやポジショニングといった、欧州で磨き抜いた武器はそう簡単に錆び付かないだろう。これからもその時々のステージで、観衆を熱狂させてほしい!2018/11/09
メモ帳
8
プレミアで優勝した日本人は当分出てこない気がする。おばあちゃんが「2ちゃんねらー」だって話は笑ってしまった。/振り返り/2018/11/04
くま
3
臆病だから地道に練習。 才能がないから自分としっかり向き合い、生き残りを考える。 才能だけに頼って消えていく人が多いプロの世界。 岡崎さんの生き方は、とても人間的で私は好きだ。 2018/04/16
sidmar arai
2
日本代表で通算50得点を挙げるストライカーなのになぜか評価の低い岡崎慎司選手。清水エスパルスに入団時に最も足が遅くて最も下手だった男がいかにして日本代表の中核を担う選手になれたのか。それは常に目標設定を上に上に設定し直して貪欲に努力していたから。ダサいというか泥臭いタイトルだけど、それが彼らしいし、似合っている。2018/04/16