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内容説明
霧の湖面に浮かぶ一艘のボートと、そこに乗っている三人の男女――篠柴と鮭川と、赤目姫。出会う人、訪れる場所、すべてが曖昧なようでそうではない、視点と意識が行き交う世界。思考が自由に飛躍・跳躍を繰り返す物語世界を奇跡のコミカライズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
26
凄すぎる。百年密室、迷宮百年を描いたスズキユカ氏にしか描けないわ、これは、本当に。原作にこんなシーンあったっけ?というところはオリジナルストーリーだと、森先生のあとがきでわかったのだけど、本当にこの世界観を描き切るのは、凄い。コミックスを読んで、また原作にトライしたくなった。思えば、森作品にハマったのも、実は初めはスズキユカ氏の女王の百年密室。そこから、密室の原作→すべFからの怒涛の森ファンに。しかし、ミチルとロイディのシーンよかった〜〜!またコミックスの前二作読み返そう((o(´∀`)o))ワクワク2018/03/25
akira
14
よくビジュアライズできたなという印象。 あたまがあまり働いていない時期に読んでしまったのが悔やまれる。また時期をみて再読したい。 「不純物も多く今より複雑だった」2018/06/03
kawamura
7
スズキユカという作家がいかに偉大なのか分かる。 絵の美しさもさることながら、原作の雰囲気や幻想的な展開を見事に再現している。 それに、再現だけではなく、独自の解釈による新規エピソードも登場するのだ。 もっとも森博嗣のヘビィなファンならば、原作の再現など無意味なことだと考えるだろう。 それでもこの作品は素晴らしい。この作家の他の作品も読みたくなった。2018/04/07
うさみP
6
スズキユカ氏により漫画家していたことにビックリ。よく描き切ったなぁ。意志と言う曼荼羅。人間とは。人形とは。わからないなりに、引き込まれてわかった気がする。「難解」を活かした演出。パラパラと捲り、短編として何処から出も読めてしまうのも良い。読了後の心地の良い酩酊感。アクロバティックの一言に尽きる。原作と読み比べたい。2018/04/12
とりぴよ
5
原作があまりに解らなかったので、コミックなら‥と思ったがやっぱり難解には変わりない(>_<)っていうか原作より解らないかも私‥。2019/01/30