資本論

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資本論

  • 著者名:マルクス/岩下博美
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 講談社(2018/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065106679

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内容説明

「いつまでも一緒にいようね」19世紀。イギリス。牧歌的な風景の広がる片田舎の町の三人の若者ロイ、オスカー、クレアの恋模様。ロイの作った小さな工場が、資本主義の発展と軌を一にして、大きな嵐を巻き起こしていく。相対剰余価値、絶対剰余価値、労働者の疎外、搾取、資本論の基本的なテクニカルタームの意味を、胸を打つ恋物語とともにわかりやすく描きます。資本家は神なのか? 現代まで続くマルクスの問題提起。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

43
Ⅰ章 交換で成り立つ人間社会 2章 剰余価値と搾取 3章 会社という怪物 4章 相対的剰余価値 5章 資本主義とは?/意外(申し訳無い)と真面目に第一巻の内容を解説していました。まんが「学術文庫」なのだからそれで当然かもしれませんが。2021/10/19

西

20
さすがに漫画だけではわからないか・・・。だけどエッセンスは何かしら残ったと思うので、池上さんの本を読もう2020/04/12

spicegirl30代コーセンマン

20
なんだか、面白いようで、物足りない。マンガでわかるシリーズのようなもの=所々で言葉と考え方の説明みたいなのを図と、物語で、体感的にわからせてくれる!ていう感じを期待しすぎちゃった。専門家による解説とかも特になく、かといって物語に入り込めるか?というと、ちょっと主人公たちの喜怒哀楽に共感できずハテナが出た笑。木暮太一さんの超入門資本論と合わせて読むぜ。とはいえ、奴隷制度、封建制度、資本主義が似たもの。植民地支配の流れから株式会社の仕組みができた。という話をもっと知りたいと思えたので、結局読んで良かった!2018/10/30

MASA PAPA

17
「まんが」ってやっぱり凄い。 活字と比較して、圧倒的にインプットし易いし、時間短縮になる。 ただ、原作を読んでいないので、この本の内容がどこまで再現されているのか不明。 そういう意味では、興味あるけどハードルが高い本の入り口として、もしくは浅く広く知識を身につけるために良いのではないかなと思う。2018/05/06

りるふぃー

12
私たちを動かしている資本主義は、絶対的・普遍的なものではないばかりか、とても危うい性質を持っていることがわかる。資本主義は人間にとって都合の良いことしか見ていない不完全な論理だと思った。欲望をとことんまで利用し、人間は自分達の作ったルールを制御できずに暴走するしかない。もし成長が止まれば自分自身を食い殺す怪物に例えていた箇所があったが、まるでガン細胞のようではないか。2020/09/14

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