ワニの本<br> 行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険

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ワニの本
行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険

  • 著者名:春間豪太郎【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • ベストセラーズ(2018/03発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784584138540

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内容説明

「冒険界に次世代ヒーロー現る」 『謎の独立国家 ソマリランド』の高野秀行氏推薦!
笑えて泣ける、衝撃の実話。
5ch(旧2ch)やまとめ掲示板で首位独占。
渾身のオール書き下ろし&カラー写真も掲載。

ホモに脱がされる/ロバに蹴られる/移動式住居は荷車/鳩を盗まれる
車衝突で荷車半壊/野犬に囲まれて野宿/警察に拘束される/冒険中断の危機!?

――きっかけは、八年前。
当時は海外に興味なんてなかったし、危ないというイメージの方が強かった。
ところが、突然親友のリッキーがフィリピンへ行ったきり、消息不明に……。
そこから始まる、おれの冒険譚。
エジプトの砂漠を渡るべく、ラクダ飼いの見習いになったら死にかけたり、
モロッコを変態ロバや番犬の子犬、小猫や鳥達と行商したり…。
まあ読んでみてくれ!

暴れロバ「モカ」に、荷車を引かせ、小猫、犬、鶏たちや黄金の鳩らと、徒歩で1059kmモロッコを横断した実話冒険記。

<目次>
第一章 行方不明の親友を追ってフィリピンへ
第二章 エジプトでラクダ飼いの見習いになったら死にかける
第三章 ロバ・犬・猫・鳥たちとモロッコ1059kmの野宿旅

(高野秀行氏からの本書担当編集者へのメールから抜粋)―――
めちゃくちゃ面白かったです!!
この春間豪太郎という人は本当にスゴイですね。
これまでにはなかった、全く新しいタイプの冒険家だと思います。
人、動物、自然、ITと、あらゆる相手に対応する全天候型の冒険家と言いますか。
それに動物への理解と愛情の深さにも驚きます。
しかも語学に堪能で文章も上手い。
こんな若者がいるんですねえ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kan

25
ロバとの旅とはどんな感じなのかを知るための資料本として読了。ロバは自由で狂暴な一面もあるが、しっかり信頼関係を築くとこんなにも賢くて従順で、頼りになるパートナーになるのかと感心した。モロッコの地域事情や警察事情、人々の様子も興味深い。イスラム法による行動規範に従う国家体制と国民の行動原理について、少し理解が進んだ気がする。泥棒、スリ、暴力など治安の悪さもある一方で、心優しい人々との出会いもあり、家族ともいえる動物たちとの出会いと絆をつなぐ物語で、動物たちの第二の人生が想像できる形のエンディングがよかった。2025/02/13

カッパ

18
プログで紹介している人がいて気になったのでさっそく図書館でリクエストして読んだ本です。3つの旅の模様が書かれています。その中で最もウエイトが重いのはモロッコの旅です。題名になってますしね。ちなみに私は動物が好きなのだのでその力。そして、語学や交渉術の大切さ。最後にホモの多さにびっくりした、、、。どれかに興味がありなおかつ、旅が好きなら面白く読めると思います。2018/08/05

Sakie

15
世界に飛び出したいなら必要なのは気持ちとパスポートだけ。と言いたいところだが、この著者、無謀そうでなにげに用意周到だ。読み終える頃にはすっかり感心してしまった。夢や目的の為に努力する。動物の扱い方も語学も、必要性を見定めて自分のものにしていく。客引きの仕事すらスキルのためとはね。ほんとRPGみたい。動物の命の重さや価値は、その国柄や民族によって違うものだなと思った。それは人間として高尚だとか善し悪しだとかとは違う。違って当たり前な背景がその地にあるからだ。でもそれに流されない彼の判断が好かった。次章待つ。2019/07/06

アーちゃん

14
図書館本。三章立ての冒険記録は、第一章が初の海外旅行で友人を探したというフィリピン、第二章がラクダと砂漠を歩きたいためのエジプト、そして第三章がタイトルの動物とモロッコを歩くというもの。文章は軽めで今どきの若い人の言葉(「気がつけてない」等)がややひっかかりましたが、さくさくと読めます。また著者の動物愛が滲み出るエピソードが多く、面白く読めました。ただどうせなら第三章のみで絞った方が良かったのかも。他にも様々な国で色々と経験されているそうですが、文中にちらっと出ているだけなので、いずれ披露してほしいです。2018/05/23

チェアー

13
荷馬車をロバで引きながら歩くという旅をすること自体が目的、という旅。野宿の場所を探したり、動物たちの世話に奔走するが、必ず善なる人に助けられる。旅ってそうなんだよなと思いつつも、読み終えて他人の自慢話を聞かされたような感覚しか残らないのはなんでなんだろう。2018/08/31

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