角川文庫<br> 閉じ箱

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紙書籍版価格 ¥924
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角川文庫
閉じ箱

  • 著者名:竹本健治【著者】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • KADOKAWA(2018/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041062425

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内容説明

彼女の自殺に妻は関与していたのか、それとも? 濃密な親子関係から生じた歪を描いた(「氷雨降る林には」)。死人のように青ざめた顔をしたその歴史のある街は、その日、死装束のような濃い霧に包まれていた(「閉じ箱」)。死んだ母親と名付け親の作家との関係に潜む名前の真実とは?(「美樹、自らを捜したまえ」)等。著者初の短編から異色作まで美学に基づき築かれたレトリックを集成した傑作ホラー・ミステリー短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tsukamo

15
竹本健治による第一短編集。ミステリ、幻想、怪奇とバラエティ豊かな作品集で、慣れるまで多少の読みにくさはあったものの美しい文章を堪能できた。♧♢♡♤の章に分けられ、♧の章はどれも幻想的なミステリで面白かった。♢ではSF的な「夜は訪れぬうちに闇」、♡では極彩色を感じ取れるショートショート「七色の犯罪のための絵本」、♤の章では最後に驚きのどんでん返しがある「仮面たち、踊れ」が好みだった。また、解説を読んで『フォア・フォーズの素数』『しあわせな死の桜』を読んでみたくなった。2018/09/30

rosetta

10
★★★☆☆読んでいるとぼんやりしてくる。不思議な印象で、読み終わった途端に何が書いてあったか忘れてしまう(笑)2018/12/04

花嵐

5
★★★★☆ 短編集。この作者の短編集の中では一番好きかもしれない。この作品は第一短編集であり再文庫化らしい。結末が予想しやすい話もあれば一捻りも二捻りもある話もあってバリエーションに富んでてどれも楽しく読めた。好みの話は「けむりは血の色」「夜は訪れぬうちに闇」「仮面たち、踊れ」かな。2020/01/08

さき

3
初竹本健治。どの話もとても静かで色鮮やかである。「仮面たち、踊れ」の熱狂的なラストシーンは特徴的である。一度、廃刊になったそうだが復刊して世に出て喜ばしい。幻想、幻惑、魅惑の世界を体感してほしい。2018/05/31

KsK

2
幻想ミステリと大別される一冊だが、♠︎♥︎♣︎♦︎のマークで各話がさらにカテゴライズされている。特に印象に残った作品は『仮面たち、踊れ』仮面舞踏会の最中、畳み掛けるように記憶が明らかになる。歪められた過去と否応なしに進む現在、焦燥感で脳が灼けるような感覚。2020/05/09

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