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内容説明
最初の一歩が、しばしば最後の一歩になった――柳田国男、澁澤龍彦、池波正太郎、向田邦子、野坂昭如、手塚治虫……幸い誰もが自分をたしかめるようにして、子供時代の記録を残している。時代相とともに、その人のすべてがそこに凝縮されている。個性的な仕事をなした、15人のこども時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テクパパザンビア
14
面白かった。15人の内、手塚治虫、向田邦子、林芙美子、柳田國男、池波正太郎、高峰秀子、野坂昭如を読んだ。皆んな幼少期に苦労してはる。2021/05/18
よし
3
著名人 15人の子ども時代について。中でも、高峰秀子、幸田文、向田邦子の子ども時代のエピソードは、面白く読んだ。「ふと立ち止まる。うしろを振り向く。なにやら心かすめたものがある。ーー回想の中に、子ども時代があらわれる。...時間の流れにも思いがけない段差があり、ガクンと老い込んだりするものだ。」2018/09/08
nekonekoaki
2
各々がその生きた時代において、後の世に残る仕事を成し遂げた15名の人たちの子ども時代が語られている。明治から昭和の敗戦あたりまで。藤原義江さん、高峰秀子さんの伝記は読んでみたいなと思います。2018年3月20日初版第一刷発行。2021/05/22
ぼんぼり
1
池内紀が好きです。これもとても良い本でした。2018/08/24