内容説明
外務省では、外国で飲酒運転をして人をひき殺したキャリア官僚が、何食わぬ顔で出世している――そんな信じられない事例の開示から始まる本書は、佐藤優氏を鈴木宗男氏とともに「社会的に抹殺」しようとした外務省が、いかに身内の「犯罪行為」に甘いかを、すべて事実に基づいて指摘している。ハレンチ行為を働いた官僚の中に、前外務省事務次官で現駐米大使の杉山晋輔氏も含まれている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chinayo
2
今はわからないが、外交官の手当って、すごいことになってるんだな。色んな面で、肝が座ってないとできない仕事だろう。2019/07/10
tecchan
1
外務省の腐敗を捜査する警視庁刑事の活躍を描いた清武英利著のノンフィクション「石つぶて」に続いて外務省の犯罪・腐敗を実名で告発した本書を読んだ。 新聞やテレビでは報道されなかった外務省の闇、腐敗の大きさに驚愕。実名で糾弾されている当事者たちが、その後、いずれも栄達していることにさらに驚愕。 昨今の安倍内閣を見るに、政治家だけでなく、官僚達の劣化は進んでいることを実感。2020/04/23
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0
英語力の強化 河野大臣の発言 派遣員の住居手当35万円 在勤手当非課税精算必要なし ヒュー民都を守る殺人したのにドミニカ大使
SAKU
0
本当に真っ黒な世界だと思った。外交においては、国益のために、グレーゾーンまたは完全に黒といえることに手を染めないといけない場面もあるだろうが、ここで暴露されているのは、ほとんどが己のためのことで、そこに多額の税金が使われていることに憤りを覚えた。外務省の膿を出しきらないと、この先目まぐるしく変化する情勢に対応できないのではないか。2018/03/27