内容説明
インターネット登場以後、さらなる技術革新とその利活用により、政治家、政党のメッセージは、よりスマートな形で我々の生活に入り込みつつある。自民党を中心に各政党のメディア戦略の実態を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
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本書は「最近の政治はわかりづらくなっている」という与件のもと論を進めていく。 だがどうだろうか? 政治は著者のいうように、わかりづらくなっているのだろうか。沈思黙考&千思万考ののち私の出した結論はノーである。政治とは天地開闢以来わかりづらいものだったのだ。では昨今なぜ「政治がわかりづらい」と喧伝されるのだろうか?それには2つの大きな要因がある。1つ目が冷戦の終結であり、2つ目が95年を嚆矢とするIT革命だ。まず冷戦ファクターについて述べよう。東西陣営にわかれていた冷戦中においては、自陣営を正統化するため2019/11/28
こも 旧柏バカ一代
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テレビ、ラジオは電通の子会社が発表している視聴率を気にしながら番組を作り、新聞は記事を書くより広告代理店からの広告代を最大の収入にしてジャーナリズムを忘れた。 そのきっかけはインターネット。 それを自民党は電通をパートナーに長い歴史の中で広報戦略を成熟させて、新しい技術にもフィットさせて行ってる。 そのせいで第4の権力、権力への監視装置は壊れてしまった。 それに比べて野党は歴史が浅くパートナーにしてる広告代理店も力不足、資金不足。 全く歯が立たない。 同じ過ちを繰り返すのか・・・2019/11/18
Go Extreme
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https://claude.ai/public/artifacts/15d8189f-a7eb-463f-b2e1-f0bc32244a9b 2025/06/27