拡張の世紀―テクノロジーによる破壊と創造

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拡張の世紀―テクノロジーによる破壊と創造

  • ISBN:9784492762424

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内容説明

ヒト型ロボット、寿命延長、ゲノム編集、ブロックチェーン、空飛ぶクルマ、3Dプリント、AR・VR、etc.
こうしたテクノロジーは世の中をどう変えていくのか。
ヒトはどう変わるのか? 働き方、医療、交通、金融、教育、都市は?
Tech界のグルが描き出す衝撃の未来予測!
10年後の世界がここにある!

目次

推薦の言葉
はじめに
謝辞

序章 スマート化された生活

第1部 ディスラプションの250年
第1章 テクノロジーによるディスラプションの歴史
第2章 「拡張」の時代
第3章 姿を消すコンピューター
第4章 ロボットの優位性

第2部 スマート・ワールドの進化の仕方
第5章 Human2.0
第6章 人間の「拡張」
第7章 ライフストリーム、エージェント、アバター、アドバイザー

第3部 「拡張」の時代
第8章 鉄道、航空機、自動車、住宅
第9章 スマートバンキング、決済およびマネー
第10章 「拡張」世界における信頼とプライバシー
第11章 「拡張」都市とスマート市民
第12章 新時代のエンゲージメント

解説
訳者あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

88
寄贈本です。この編者のブレット・キングという人は、金融が専門のフューチャー・アナリストのような人物で過去「リテール金融のチャネル革命」「脱・店舗化するリテール金融戦略」という2冊の本が日本でも出版されています。この本では金融という枠を取っ払っての今後の生活や働き方における技術あるいはテクノロジーがどのような進化・発展を遂げていくかをかなり自由に論じている気がしました。IoTやAIに興味のある方はそれがどのように使われていくかを考えるうえで参考になると思われます。2018/05/05

スプリント

12
子供の頃によく雑誌で見かけた未来予想図のリアル版ですね。10年前には想像もできなかった世界が広がるわけではありませんが、個々の技術は予想だにしなかったものが多いです。この世界でポイントとなるのは全世界の電力の安定供給とセキュリティだと思います。2019/01/06

hannahhannah

12
テクノロジーの進歩は強烈。今後の20~30年で過去1000年かけて経験した以上の変化が人類に降りかかってくる。技術の進歩とディスラプション(破壊)の歴史、ロボット優位性、ゲノム編集、3Dバイオプリンティング、視覚、聴覚などの拡張、VR、自動運転車、ドローン、スマート住宅、スマートバンキング、AIによるスマートシティなど最新あるいは未来の技術について膨大な記述があった。分厚いけど、文章は平易で読みやすかった。総じて楽観的な内容で、未来がますます楽しみになった。このような時代に生きていることに感謝しました。2018/05/27

夜郎自大

11
現在ある事実に基づいて10年先を予測しているので実現性が非常に高いと感じられる。やはり不老不死の時代は来るのだろう。死を恐れなくなったら人間は不遜で争いごとが絶えないことになるのからもしれない。そういった人間意識、社会構造などにはあまり考察が無いのが残念。現実化するであろう社会に楽観的すぎるというか、考えが及ばない。自身のプライバシを固辞すると、拡張するスマートなサービスを受けられなくなる(格差)という指摘は真実だと思う。未来は非現実的にも見えるが既成事実を着実に積み上げて、最終的には実現してしまう。2019/01/24

やすお

11
未来において人間や都市が機能として拡張する。SFのような話であるが、それは近未来に過ぎない。基本的には薔薇色の未来についての解説である。本音を言うと、テクノロジーの改良は短期間になされるが、それが普及するのはそんな短期間ではないと思う。一般人に手が届くコストで提供されるのか、法整備に時間がかかるのではないか、そもそもそんな魔法のような世界が必要とされるのか。いろいろ考えると、未来は単純に素晴らしいと言ってはいけないと思う。本書は楽観的過ぎると思う。2018/09/11

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