ダッシュエックス文庫DIGITAL<br> ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 IV

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ダッシュエックス文庫DIGITAL
ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 IV

  • ISBN:9784086312332

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内容説明

モンモランシと別れ、ジャンヌは最後の戦場へ…… 百年戦争末期、フランスは、イングランドに首都パリを攻略され、亡国の危機に瀕していた。そんな中、幼馴染の姫太子シャルロットを救うため、錬金術師のモンモランシと、超人「ユリス」と化したジャンヌが、彼女の軍勢に参戦。オルレアンの解放、パテー会戦で勝利をもたらす。 モンモランシたちの活躍により、フランスの正式な女王の座についたシャルロットは、イングランドの同盟国ブルゴーニュ公国のフィリップに休戦協定を持ちかける。だがシャルロットとモンモランシの仲を誤解したジャンヌは、シャルロットの意向を無視して、独自にパリ奪還を目指して進軍していった……。 混沌の百年戦争を描き尽くす歴史戦記+能力バトル+伝奇ファンタジーの三位一体巨編(トリニティサガ)、第4巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

7
ジャンヌとモンモランシのちょっとした行き違いから始まり、最後の戦いへ。そしてなんだかんだありながら史実へ近づいていく展開。バッドエンドかと思いきやまだ続くようで。あとがき読む限り希望はありそうなので次を楽しみに。2018/04/19

真白優樹

5
シャルロットが戴冠、パリ奪還へと向かう中、愛の行き違いが悲劇を齎す今巻。―――星が天から堕ちる時、取り返しのつかない悲劇は巻き起こる。史実だと容赦のない裏側のあるジャンヌダルク捕縛からの裁判、そして処刑の流れ。その流れが容赦なく発生し、モンモランシ達が徹底的に打ちのめされる今巻。始まりは愛だった、どこまでも愛はあった。だけどそれぞれの見ている愛、見ている者が違っただけ。取り返しのない悲劇は起き、聖女の星は空から墜ちる。果たしてこの先、モンモランシは魔王となるのか、それとも。 次巻も須らく期待である。2018/02/26

くろう

2
モンモランシと別れ、ジャンヌは最後の戦場へ・・・。失敗に終わったパリ奪還。シャルとフィリップの決裂。リッシュモンの不在。モンモランシとジャンヌの仲違い。悪いこととは重なるものである。どうにか成功をしてきたジャンヌが、どんどん転がり落ちていく。イングランドの手に渡ったジャンヌは、炎に包まれて。ジャンヌが急に大人になってしまった気がした。周りのみんなに置いて行かれる子供のままのモンモランシ。ジャンヌの言葉はモンモランシに届いているのか、リッシュモンは間に合うのか。これは次巻が楽しみだ。2018/03/10

P-man

1
あとがきでも書いてあるとおり、負け負け負けで一冊が終わるのだけど、すぐに五巻が出るみたいで、そのために3巻から2年ほどあいたのかな? なんだかラ・トレムイユが許される空気でひやひや……正直、今回の徹底的に醜悪な憎まれ役であるピエール・コーションよりもこいつの方が異常だと思うんだけどな…… そしてアニメ放送中とは思えないくらい感想が少ない……8ヶ月以上前に出た本なのに登録19件で感想3件……大丈夫かな……w2018/11/14

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