扶桑社ＢＯＯＫＳ新書 皇位継承と万世一系に謎はない

著者名：八幡和郎

扶桑社（2018/03発売）

• ISBN：9784594064655

内容説明

万世一系で続いてきた天皇制度。幾多の危機を乗り越えてきた先人の知恵がわかる、日本人なら知っておきたい「天皇の歴史」。多くの議論が起こった皇位継承問題の解決策も提言！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こぽぞう☆]

ずいぶん前に買って積んであった。ほぼ全部の天皇について書かれているし、系図なども載っていて、歴史物読む時に参考になりそう。尊敬語と受動態が混乱する。

2018/12/01

[TheWho]

通産官僚を経て徳島大学教授の著者が綴る天皇記。現在紛糾している皇位継承の正統性を語る書籍と思っていたが、歴代天皇を軸として日本史を綴る、竹田恒泰「天皇の国史」に通ずる作品だった。もちろん竹田本とは、情報量が少ないが、例題天皇を軸に日本全史を俯瞰的に観る姿勢は、概ね好感を覚えた。ともあれ歴史の奇跡を体現する我が国の皇室が、永遠に残る事を祈りの一助になる1冊です。

2024/05/15

[雲をみるひと]

題名は攻撃的だが、内容は皇室の歴史を各天皇の足跡から追うもの。基本的に事実の羅列という作者の作風が嫌いでなければ楽しめる内容。個人的には古代における記紀の素直な読み込み、皇室の足跡があまり語られない江戸時代の歴代天皇の記載については大変参考になった。尚、最終章は皇室典範改正に関する私案が記されている。

2018/08/31