毎日新聞出版<br> 定年ちいぱっぱ(毎日新聞出版) - 二人はツライよ

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毎日新聞出版
定年ちいぱっぱ(毎日新聞出版) - 二人はツライよ

  • 著者名:小川有里
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • 毎日新聞出版(2018/03発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620317335

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内容説明

2007年、日本は団塊世代のサラリーマンが一気にリタイアする大定年時代を迎える。「毎日二人でずっと一緒にいる暮らし」「一生続く連休」……現役時代とはまったく違う定年後を、夫婦でいかに過ごしていけばいいのか? どう助け合えばいいのか? 本書は、そんな定年後の現実に気づき、よりよい二人の暮らしを再スタートするきっかけとなりえるエッセー集。「サンデー毎日」2003年12月28日号~2005年9月18日号にて連載され、すべて本音、建前一切ナシ! の軽快な語り口で好評を博した。家事をほとんどしたことがなく、おうちにいるのが大好きな癒やし系キャラのオジサン(=夫)。そのお世話係を少しずつ返上し、「ちいちいぱっぱ、ちいぱっぱ」と見えないムチをふるう私(=妻)。果たして、妻の目標である定年後の「自立夫」は育つのか!? 摩擦と冷戦とストレスがなくなる日はやってくるのか!? 著者の抱腹絶倒エピソードのほかに、よそのおうちの「事例」も登場。「これってなんだかウチみたい」「こんな夫婦もいるの?」などなど、定年前後の夫、妻ならば、おおいに共感したり、驚いたり……の臨場感あふれるシーンがたくさん登場する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

52
専業主婦にとって、定年後の夫が一日中家にいるのはかなりのストレス。夫の昼ご飯用意のために外出もままならず、自由がなくなったように感じる。夫が自分で昼ご飯を作るようにしよう。少しでも家事分担をさせよう。できれば少しでも仕事に出てもらおう。趣味や楽しみでもいいから外出する時間を増やしてもらおう。妻が具合が悪そうなとき、しっかりいたわりの言葉をかけ、行動するように。2018/09/23

しらたま

9
わが家も定年後夫+義母付きw 食事の支度や外出に、ある程度制限が。 一人暮らししていたので、頼めば色々してくれるのがありがたいが、二人で分担の意識はあるのか?   中学生レベルの「オジサン」をビシビシ教育し、昼食ラーメン自炊・習い事・シルバー登録まで仕向けた著者は素晴らしい! それでも「託夫所」が欲しいのは分かる。なぜ男はみんな、家がいいの? 家族みなから頼られるばかりの妻に、いたわりの言葉がかけられる「立ち回り上手」な夫。平和な定年後ライフは、これっきゃない。面白かった、男性こそ読んでほしい。2023/12/17

ヒラP@ehon.gohon

7
嫁さんは日夜こんな不埒なことを考えているのかと、底知れぬ恐怖を感じつつ読了。さとられてはいかん。こっそりと隠しておこう。我が身の定年生活に、暗雲が立ちこめてしまいました。2016/05/22

時任ウロ

5
旦那が定年を迎えたら…著者の体験と様々な夫婦の実例が織り交ぜられ、かなりリアルなエッセイ。先のことを考えると少し怖くなりますね。ずっと一緒はラブラブ新婚なうちの方がいいと思うのだが、現代日本人には老後しか残されていないなんて悲し過ぎる。快適な老後の為、旦那にはお金の掛らない趣味を見つけて欲しい。お互い健康で長く働けますように!2014/03/26

バーベナ

5
定年を迎えた夫。その翌日から始まった愉快な戦い。じっと妻の行動を監視しつつ、ご飯を待つだけの人になって欲しくない・・・この先も一緒におさまりよく暮らしていくために、今日も妻は夫をちいぱっぱとおだてるのだった。ユーモアに溢れていて、人生の先輩に見習うべき点は多い!2011/05/10

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