扶桑社BOOKS文庫<br> 透明人間の買いもの

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扶桑社BOOKS文庫
透明人間の買いもの

  • 著者名:指南役
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 扶桑社(2018/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594055097

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内容説明

家出して渋谷に一週間寝泊まりする女子高生。ネットカフェ難民。成田空港に韓流スターを見に行く主婦。テレビや雑誌に取り上げられる、このような人たちは、あなたの周りにいますか?いないでしょう。彼らはしょせん少数派。私たちの殆どは、平凡な人=透明人間で、この世界は透明人間で溢れており、彼らこそが目に見えない巨大マーケットです。“目に見えない”巨大マーケットを分析したビジネスマン必読のマーケティング本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

40
カバーとタイトルで興味を持ちました。視点は面白いが、共感出来たとは言えない。視聴率とファンの数の対比が面白かった。また、流行りのアーティストの売れている期間が、4年程度というのも、意識はしていなかったが、納得のいくデータだった。そう考えると桑田佳祐、ユーミン、中島みゆきの偉大さがわかる。細かいネタだとビリーザブートキャンプは懐かしくなってしまった。時間つぶしには良かったが、自分として読んで良かったとまでは、残念ながら感じませんでした。2016/06/03

u1

15
透明人間というのは、一度は夢見たエロいことをする人ではなく、僕たちが直接見たことのない「みんな」のことらしい。テレビや雑誌で取り上げられている人達、平日に高級店で一人ディナーするOLやら、エステに通う意識高い系サラリーマンやら、毎週末レジャー施設に遊びにいく仲睦まじい家族やら…確かに周りには一人もいない!結局「みんな」とはテレビなどが作り上げたイメージであり、なんとなくみんなと同じことがしたい僕たちは、そんな祭りに乗っかりたいだけだったのかもしれない(「僕たち」というのも「みんな」と同じかもしれない。)2023/06/02

kubottar

8
透明人間を知ることがマーケティングを制することに繋がる。たとえば、ダチョウの群は一匹がきまぐれに走り始めると、群全体が釣られて走り出す。そこに何かの意味などなく、ただ走って行き止まりで止まったらダチョウ達の頭には「?」マークが出る。透明人間もまさにこれと同じ 2011/06/13

文章で飯を食う

5
ビジネス書にしては読みやすく、読みやすい割には、目から鱗の本でした。しかも、理屈もきちんと通っていて、将来への指針もある。傑作じゃないか。2010/12/23

shigoro

4
目の付け所が面白いあるあるネタのマーケティング。テレビや雑誌でピックアップされている事柄は少数だからこそ、紹介されているのであって、実際の大勢の人は確かに興味無しであり、普通に流してしまっている。それこそが透明人間!。放送作家みたいだから、エンタメ系のネタはお手のものなのかな。うまいところを付いてくるし、「あっ自分のことだ」と読みながら苦笑してしまうネタもあった。 2012/01/15

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