内容説明
平成30年版学習指導要領「歴史総合」を徹底解説!世界史と日本史を融合する視点と方法とは?
目次
第1章 世界と日本を融合する歴史授業デザイン(世界と日本の歴史を融合する視点と方法―第1章の読解のための総説;学びの意味の視点からの歴史授業デザイン―「私たち」に歴史を取り戻す:歴史学習のコペルニクス的転回;コモン・グッドの視点からの歴史授業デザイン―「教室外の価値(Value beyond schools)」を問う
持続可能な社会の視点からの歴史授業デザイン―現代の課題から歴史の授業へ
「見方・考え方」の視点からの歴史授業デザイン―歴史総合が目指す授業の条件
「主体的・対話的で深い学び」の視点からの歴史授業デザイン―探究の明確化と可視化を目指して)
第2章 世界と日本を融合する「歴史総合」授業モデル(「歴史総合」指導計画作成の視点と方法―第2章の読解のための総説;「歴史の扉」の教材と授業モデル;「近代化と私たち」の教材と授業モデル;「国際秩序の変化や大衆化と私たち」の教材と授業モデル;「グローバル化と私たち」の教材と授業モデル)
著者等紹介
原田智仁[ハラダトモヒト]
1952年生まれ。滋賀大学教育学部特任教授。博士(教育学)。広島大学大学院を修了後、愛知県の公立高校の教員を経て1990年から2017年まで兵庫教育大学に勤務。その間、文科省の教科調査官を併任し、1999年版高校世界史の改訂に当たる。2019年の教育課程改訂にも中教審の委員として参加。2018年4月より現職。歴史のカリキュラム論・授業論を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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