扶桑社BOOKS<br> 珍獣の医学

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扶桑社BOOKS
珍獣の医学

  • 著者名:田向健一
  • 価格 ¥1,361(本体¥1,238)
  • 扶桑社(2018/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594063375

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内容説明

カメは甲羅があるのにどうやって手術するの!?貧血のトカゲに輸血は可能!?変わった動物を多数診察するリアル・ドリトルが、多様化する動物診療の知られざる現場を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鬼灯の金魚草

29
読友さんのレビューを見て知った本。動物を飼うにあたって実はかなりの覚悟が必要だということを改めて感じさせてくれる。犬猫だって病気になる、ケガをする。そんな時どれだけペットの立場で考えられるかを思い知らせさる。ましてやカエル、蛇、フェネック、ウサギ等知られざる生態は飼い主も獣医も手探りだろう。亀のペニスが出っ放しになってハサミでチョンと切るのは、衝撃だった。覚悟して飼おうね。2017/09/16

kinkin

18
先日読んだ『珍獣病院』と同著者の本。『珍獣病院』より、具体的な実例も紹介しながら、獣医師の苦労を語られている。動物好きは読むことをお薦めしたい。2014/03/15

Yuichiro Komiya

16
ウサギ、ハリネズミ、蛇など犬猫以外の動物を診る獣医師の方が書いた診療エッセイ。色々な動物の写真と症例だけでも興味深いが、レントゲンも撮れないブタの誤飲を手術で治したり、甲羅が割れたカメの縫合手術をしたり、カエルの骨折やハムスターの腫瘍を治したり、ブラックジャックさながらの超手術の話もすごい。どんな動物でも諦めない姿勢に、動物治療への情熱と愛情が感じられた。良書。2017/04/09

てつ てつや

16
面白かった~私が飼った事のあるエキゾは、セキセイインコ、亀、ドジョウ、蛙、サンショウウオ、金魚位かなぁ。そのうち、病院に連れて行った事があるのは、セキセイだけ。(骨折疑いでレントゲンを撮りました。)蜘蛛が脱水になるなんてビックリ。イグアナにも産卵促進剤って使うんだ~亀のおなか側を開腹とか、ゴールデンの腫瘍を手でちぎるにもビックリ。うちの近所にもこういう病院があると良いのになぁ。2014/05/01

ntahima

12
【Kindle-174(Unlimited)】標準タイムは3時間34分。日常生活ではなかなかお目にかかることのない珍獣の生態に関するオモシロエピソードを期待して読んだ。読みやすくて面白いという点では期待通りだが、著者の『よく野生動物を大切にしようとか、保護しようという。でも、保護するもしないも、人間サイドの思いにすぎない。また「飼う、飼わない」というのも、人間だけの都合で、野生動物にとっては迷惑な話である。』という言葉については改めて深く考えさせられた。因みに、犬猫は人との共棲という意味では非常に逞しい。2017/10/28

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