内容説明
~瑠可とタケルは結ばれるのか/みちるは何処へ向かうのか~ドラマでは描けなかった、みちる、瑠可、タケルの「新たな旅立ち」と「真の答え」。08年に放映され大きな反響を呼んだ、ドラマ「ラスト・フレンズ」。衝撃のラストから4年。問題作のその後を、脚本家・浅野妙子みずからが書き下ろした、更なる問題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リタ
7
読んだことを後悔する気持ちと物語が結ばれた感慨が半々の、表現できない想いを抱きました。これはドラマ『ラスト・フレンズ』のその後のお話。テレビで語られなかった主人公たちの心の動きや葛藤、それぞれの行く末が丁寧に描かれています。ドラマをより理解できた気がしますが、反面私はわからないままでいたかった、とも思いました。たぶん私はみんなに変わらないでいてほしかった。脆さを抱えながら支え合って生きていてほしかった。でも。人間は進むしかない生き物。生きてゆくってこういうことなんだなって、答えをもらえた気がします。2014/09/20
senkawa
5
苗木のようなタケルの優しさに包まれてみたいと思った 宗佑の自殺後、みちるのお腹には子どもが、いた。 タケルと瑠可の3人で育てていくことを決心し、五年という月日がすぎるが、みちるに新しい恋人ができる。 それから瑠可の心に嫉妬の炎が燃えていく。 3人の気持ちがもつれあっていくが…2014/05/31
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
4
前作で完結にすべき内容だった。グダグダ感が残念すぎる。2010/05/07
りゅか
3
なんといってもタケルのいい男っぷり。細やかな心遣いとマメさが素晴らしいです。やっぱり瑠可とタケルは強いね。みちるはきっと誰か見つけるんだろうと思っていたけど、案の定でした。3人+るみちゃんが幸せになることを願います。2012/07/07
LIAN
3
電子書籍で購入。 以前放映されたドラマが面白かったので、続きが気になった(>_<) ふ〜ん。 そう落としまえつけるわけですか…。フツー中のドフツーな後日談。「ドラマでハラハラさせてごめんね。幸せにするから( ´ー`)」。って声が聞こえた(幻聴) 2010/07/07